インターンシップ体験談
Internship
国際基督教大学 教養学部 アーツ・サイエンス学科(2022年3月卒)
インターンシップへの参加を考え始めたのは、大学2年生の秋頃でした。大学3年生から始まる就職活動という、人生の大きな節目を目前に控え、「数多ある会社の中に、次の自分の居場所となる場所はあるのだろうか。」また、「どのように探せば良いのだろうか。」といった漠然とした不安を抱えていました。自分が社会に出て働くというイメージを膨らませるためにも、まずは長期インターンシップを通してこの社会やビジネスのことを知る一歩にしようと考えたことがきっかけでした。
そのような中、出会ったのが(株)エリートネットワークのインターンシップでした。大学入学以来、久しぶりにスーツに袖を通し、本社に伺った面接は極度に緊張したのを今でも覚えています。社員の方々は非常に優しく、和やかな雰囲気で面接が行われました。私がどのような人間なのか、これまでどのような価値観で生きてきたのか、素の「私」と向き合ってくださっていました。社会の中で、自分の価値は何で、どのように発揮できるのか、その足掛かりを(株)エリートネットワークに貢献する中で見出したいという思いが芽生えました。
【業務内容】面接の結果、求人情報サイト制作アシスタントとして採用していただきました。社内では「webチーム」と呼ばれ、日々取引先企業や法人営業の方からの求人掲載依頼に基づき、正確な求人票を作成し(株)エリートネットワークのホームページに掲載するという業務を担っていました。業務説明のみでは、ごく単純な作業のように思えるかもしれません。新たな働き手を求める企業と新たな働き口を探す転職希望者の方々の架け橋となる重要な役割を担っているのです。求人票作成ルールを遵守しながらも、なるべく沢山の情報や特長となる点を求人票に盛り込み掲載し1人でも多くの転職希望者にこの求人企業の魅力を伝えたい。そんな思いを持って業務に取り組んでいました。
【学んだこと】インターンを通して学んだことは数え切れないほどありますが、ここでは、今後の人生にも大きく影響を与えるという観点で学んだことを2つ取り上げたいと思います。
【1】社会人としてあるべき仕事への姿勢を知る
研修中、社員の方の「雇用形態はインターンシップではあるものの、当社の一員として迎え入れます。責任を持って業務に取り組んでください。」という言葉がとても印象的でした。1学生としてではなく、会社の一員として業務のアウトプットの質が求められていることにプレッシャーを感じながらも、とてもワクワクして仕事が出来ました。
webチームでの業務は全て、ホームページに掲載された求人票を目にする人に届く。私が書く言葉一つで、その人の人生が変わるかもしれない。少し大袈裟に聞こえるかもしれません。自分自身の就職活動を終えた今だからこそわかる部分でもありますが、言葉一つで企業のイメージは大きく変わります。求人票の読み手のことを常に考えながら、仕事をすることで、自分だからできる何か「+αの価値」はないかとより良いものを追求するようになりました。社会に求められる人物とは、自分らしい付加価値を提供できる人であり、それこそが「会社で働く」ことであると理解しました。
【2】社会に対する視野が広がる
この社会には数え切れないほどの企業があると同時に、様々な人がその企業に携わることで今私たちが生活する社会全体が円滑に回っています。そんな社会に対する少し高い視座が(株)エリートネットワークのインターンを通して身につきました。求人票を見ていく中で、日頃、広告や身近にあるものを通して目にすることのあるto Cの企業はもちろんのこと、その企業を下支えするto Bの企業の多さに驚き、毎日が勉強でした。
あらゆる求人に触れることで、業種、職種についての知識はもちろん、どのような人材が求められているのかについても理解が深まりました。日々の業務を通して「働く」イメージを自分の中でも自然と身につけていました。実際、就職活動の際に自分がどんな企業で、どのような働き方をしたら自分らしい付加価値を発揮できるか考える上で、(株)エリートネットワークのインターンでの学びは、確固たる礎になっていたと強く実感しました。
大学2年の冬からおよそ2年半にわたり(株)エリートネットワークでインターン生としてお世話になりました。新型コロナウイルスという未曾有の事態により、働く環境は大きく変化しました。しかし、このような状況下にありながらも、変わらないものもありました。社員の方々の優しさに溢れた職場環境です。
(株)エリートネットワークには成長できる環境、その成長を支えてくださる温かい社員の方々がいらっしゃいます。この体験記を読んでくださっている皆さん、限られた大学生活を自己成長のチャンスにしませんか??
少しでも興味が湧いたら、是非一度、面接の機会に挑戦してみてください。