インターンシップ体験談

　私は大学四年生の3月に就職活動も終わり、新しくインターンシップを始めたいと思っていた頃、研究室の教授に（株）エリートネットワークを紹介していただき働くことになりました。残り一年間しか働けないというビハインドはありましたが、採用していただき所属はWebチームとなりました。最初は出社して業務を行っていましたが、緊急事態宣言により完全テレワークとなり両方の働き方を経験しているのでその点についても述べていきたいと思います。また私は教授の紹介ということもあり通常業務のデータ入力だけでなく、プログラミング業務も行なっていました。少し特殊なケースだとは思いますが、今こちらでインターンシップをするか考えている学生さんのご参考になると幸いです。

　・データ入力
各企業が出している中途採用の求人情報をエリートネットワークのWEB上で掲載するために社内規定に則って打ち込み、体裁を整えるといった一連の業務です。最初は覚えることが多く大変でしたが、手厚い社員さんのフォローがありすぐに慣れました。データ入力と聞くと飽きてきてしまうと考える方も多いかもしれませんが、データ入力業務の中でもたくさんの業務があり、徐々にステップアップし、できることが増えていきます。早さと正確さを求められるので、自身でどうやったらもっと効率的にできるか考えながらやっていました。

　・プログラミング
こちらの業務は求人情報の更新の自動化などデータ入力で行なっている業務をプログラムによって効率化していくものでした。最初はプログラミングチームの先輩がつきっきりでフォローしてくださり、慣れてきたら仕事を依頼されるという流れでした。私がここに入った目的でもあったので楽しくできましたし、いくら調べても分からない難しいことでも社員さんのサポートが手厚いのでしっかりと仕事をこなすことができました。

　・出社とテレワークの違い
出社は近くにインターンシップの先輩や社員さんがいるので、すぐに質問することができる上、オフィスにいるという学生にとっては珍しい空間でモチベーション高く業務を行うことが出来ました。テレワークについてもチャット機能を使ってすぐに質問は出来ました。社員さんの反応も迅速で的確なため、出社時と変わらないサポートをしてくださいます。テレワークだからこそ、文章でいかに分かりやすく伝えるか、逐一の報告など意識するところも多く高い意欲を持って業務に取り組むことができました。私としてはオフィスで働くということ自体貴重な経験となるので選べるようでしたら在宅勤務より出社をおすすめします。

　・働きやすい環境
業務に慣れてくると、テレワークも可能となり前後の予定がタイトな場合でもシフトを出すことができます。また先述の通り、社員さんのサポートが本当に手厚く頼りがいがあるので業務に対する不安は一切ありませんでした。さらに就職活動などシフトを出しづらい時も柔軟に対応してくださり学生にとって本当に働きやすい環境であると思います。

　・社会人マナー
社内宛てですがメールを社員さんに送る機会が多く、参考にできるところがたくさんあり学びになりました。特に出社していた際は社員さんがどんな行動をしているのか、どんな意識で取り組んでいるのか、ととても勉強になりました。

　・プログラミングスキル（Python）
プログラミングの仕事を任され、基本的には自分で完成させてから社員の方々に確認してもらうという流れのため、学びながら完成させていくというシステム開発する上でのノウハウが学べました。このシステムを完成させるために必要な情報は何か、どういった調べ方をすれば目的の情報に辿り着けるかと意識して業務を行うことができ、将来的にも良い癖が身についたと思います。そして今まで使ったことのない構文であったりコマンドを新たに学ぶことができたのでPythonのプログラミングスキルも身につきました。

　・企業について
企業から依頼される生の求人情報に触れることで、学生では知り得ることのないような社会、企業について知ることができます。例えば、今こういった人材が社会で必要とされているとか、こういった業界ではこんな職種があるという幅広い教養が身につきます。特に就活前の学生であったら“就活相場”を知ることができ、知見が広がります。就職しても自身の就職先以外の業界情報は深く知り得ないと考えるととても貴重なことを学べると思います。

私は一年という短い間でしたが、多くのことを学ぶことができ、（株）エリートネットワークでインターンシップをすることができ本当に良かったと思います。特に社会人マナーや社会を知ると言う点ではここで働くことが1番だと思います。
社員さん方、同じインターンシップの方、1年間お世話になりました。ありがとうございました。