インターンシップ体験談
Internship
早稲田大学大学院 理工学研究科 経営システム工学専攻 システム論専攻(2008年3月卒)
本インターンシップ体験談をお読みになっている皆様は、就職活動に高い意識をお持ちの学生さんや、人材紹介業に強い興味・関心をお持ちの皆様だと思います。一方、私は、大学の研究室の先輩に紹介され、(株)エリートネットワークの門を叩きました。当時の私は決して、就職活動を有利に進めるためにインターンをしようといった考えや、人材紹介業に強い興味があった訳でもなく。 そのような私でも(株)エリートネットワークでインターンを体験することで、間違いなく他の就活生よりも有利に就職活動を行えましたし、更には、人材紹介業について、ビジネスモデルをはじめ詳細な事柄まで知ることができました。しかしながら、取り組み方次第では、就職活動を有利に進めるための知識や人材紹介業のビジネス知識のみならず、大学並びに大学院の授業やゼミ、研究活動を通しては学べない社会人としてビジネスを行う上での礎を身につけることができます。 そこで、(株)エリートネットワークでインターンを体験した先輩として、他の体験談とは異なる視点から、後輩になりうる皆様にインターンを行う上でのアドバイスをしたいと思い、この体験談を書きました。
インターンシップを体験する目的インターンシップを体験することは手段に過ぎません。手段は、目的を実現するための行為です。皆様がインターンを体験する、ひいては(株)エリートネットワークでインターンを体験するという手段に対する目的は何でしょうか。 (株)エリートネットワークでのインターンを体験する上で、上述した知識を身につけるというのも目的の一つだと考えられます。またお金を稼ぐことも目的の一つでしょう。 確かに、これらの目的は達成することができます。先輩として保障致します。しかし、ちょっと待って下さい。目的は、もっと大胆に、そして抽象的に。 学生時代にビジネスを行う上での礎を身につける。このくらいの大胆さと抽象度が目的として適切ではないでしょうか。
インターンの環境就職活動を通して確信したことですが、(株)エリートネットワークの社員皆様は、いわゆる"仕事ができる"社員です。インターンの場は、松井社長をはじめ社員の皆様の席があるビジネスの現場です。その中に放り込まれ、インターン生ということは関係なく社員と同様に扱われます。そして、自分が取り組む仕事のアウトプットに責任を伴います。このように、(株)エリートネットワークでのインターンでは、ビジネスの礎を身につけるための環境が整っています。 このように記述すると、インターンの敷居が高いように感じてしまいそうですが、恐れることはありません。初めはできなくて当たり前です。先生である社員皆様が一つ一つ具体的に適切に懇切丁寧に指導して下さいます。その指導を一つ一つしっかりと吸収していけば問題ありません。 ただ、(株)エリートネットワークでのインターンを成功させる上で気をつけなければならないことがあります。それはインターンに臨む姿勢です。スポンジのように何でも素直に吸収しようとする姿勢。目の前の事象に真剣に取り組む姿勢。このような姿勢が肝要です。そして、中長期的に腰を据えてインターンを体験することも肝要です。
長期間インターンを行うことの勧め今までしっかりと定義することを避けてきましたが、ビジネスを行う上での礎とは何でしょうか。電話対応の方法やメールの書き方といったビジネスマナーでしょうか。 私なりの答えを述べてしまうとすれば、NOです。間違いなく、これらは"礎"という集合の中の要素であります。しかし、"礎"という全体集合は、もっともっと大きいものです。 では、ビジネスを行う上での礎はどう定義されるのでしょうか。 正直なところ、私の中でも暗黙知の状態で、しっかりと定義できていません。しかしながら、これでいいのかなとも思っています。(株)エリートネットワークでのインターン体験で身につけられることは、具体的に記述できるほど単純なものでは決してありませんから。そして何より、先生である社員全員がきちんと定義できていますから。 だからこそ、(株)エリートネットワークでのインターン体験は、皆様に長期間腰を据えて取り組んで頂きたいと思っています。そして、ビジネスの礎という非常に曖昧な私には暗黙知としてしか表現できないものを、皆様それぞれ形成して頂きたいと思っています。
終わりに私は3年3ヶ月、(株)エリートネットワークでのインターンを体験しました。体験することで、ビジネスの礎を身につけられたと自信を持って言えます。 このように確信できた一つの事例として、就職活動が挙げられるでしょう。内定を頂いた多くの企業から、高評価を頂きました。ある企業では、人事担当者の方から、「人事部の中で並木くんは凄く有名なんだよ。今日並木くんと面談するって言ったら、みんなから羨ましがられて。」と嬉しいお言葉を頂きました。理由をお聞きしたところ、「電話での対応もさることながら、Face To Faceでの対応も素晴らしい」とのフィードバックを頂きました。つまり、私の立ち居振る舞いを高く評価して下さったようです。 このような評価を頂けたのも、振り返って(株)エリートネットワークでのインターンシップを通してビジネスを行うための礎を身につけられたためだと確信しています。ハイレベルな社員の皆様の中で、揉まれたからこそだと思っています。インターンに長期的に真摯に取り組み、スポンジのように皆様からのご指摘を吸収できたからだと思います。 この体験談をお読みになっている皆様、少しでも興味があるならば(株)エリートネットワークの門を叩いてみて下さい。きっと、大学という世界とは一味違う世界を体験できるはずです。皆様、どうぞ(株)エリートネットワークを楽しんで下さい!