インターンシップ体験談
Internship
早稲田大学 政治経済学部(2011年3月卒)
私は大学生になり神戸から上京し、1年生の夏休みが過ぎた頃から、 「普通の大学生には出来ない事がしたい」 という漠然とした思いがありました。そんな時、Webで(株)エリートネットワークのインターンシップの存在を知りました。銀座という好立地にあるという事、社会人の方と仕事ができるという事、そして 「求める人物像」 としてホームページに挙げられている項目に共感が出来た事から、応募し、大学1年生の秋からインターンシップを開始させて頂ける事になりました。もちろん、その時には人材紹介会社が具体的にどんな事業をしているかという事は何も知りませんでした。
インターンシップを始めた頃上記のような経緯でインターンシップを始めましたが、社会常識、マナー、敬語の使い方、仕事のやり方、何ひとつ取っても出来ていませんでした。しかし、社員の方が自分の時間を割いて手取り足取り、丁寧に仕事を一から教えて下さいました。また、分からない事があった時も気軽にその質問に答えて頂き、少しづつ仕事ができるようになってきました。(株)エリートネットワークに行く事がどんどん楽しくなっていきました。
ある程度慣れてきた頃ある程度仕事に慣れてきて、仕事のフローが分かってくると仕事のスピードも上がってきます。仕事が早く片付くようになると、どんどん新しい事を教えて頂く事ができました。しかし、この時に壁にぶつかってしまいました。新しい仕事を覚えたい、早く一人前と認められたいと焦る内に、知らず知らずミスを犯す事が多くなってきました。インターンシップ生とはいえ、社員さんと同様に、自分が行った仕事は自分自身が責任を取らなければなりません。ミスを犯した時はもちろん厳しく叱られました。 「自分は仕事が出来ないんだ」 、 「自分は役に立てないんだ」 とネガティブな思考が渦巻いていました。しかし、その様に落ち込んでいた時に言われた言葉がとても印象に残っています。 「まず丁寧に、次に早く、次に美しく、そして最終的に人を感動させるように仕事をするのが大事だ。」 この言葉にハッとしました。いきなり役に立とうとしてもそう上手くいくはずが無い、基本に立ち返って 「丁寧に」 仕事をしよう、と思い直しました。
「働く」 という自覚丁寧に仕事をし着実に信頼を得る事により、それ以前とは比べ物にならない位自分の成長スピードが上がっていると感じました。信頼を得る事により、コミュニケーションも活発になってゆきました。また、コミュニケーションを活発にする事で、その人が今求めている事がだんだんと分かるようになり、それまで指示を待っていたものが、自ら仕事を積極的に探すようになる事で、また更なる信頼を得るようになり・・・・・といったようにすべての行動がプラスのスパイラルを描いていきました。そんな中で、就職活動を控えた大学3年生になり、私は 「働く」 とは何かという事を考えるようになりました。日常的に会社にはお取引先等から数多くの電話が掛かってきますが、それに対応するのもインターンシップ生の大切な仕事です。電話を会社に掛けて頂いた方は直接顔が見えないので、インターンシップ生の私が電話に出たとしても、電話の向こうの方は、社員の人= 「プロ」 として話をされます。私が(株)エリートネットワークで接していた 「プロ」 とは、目先の事に追われて仕事をこなす人ではなく、お客様の状況を考え、満足を与えられるような付加価値を提供している人達でした。つまり、 「働く」 という事は、何かの付加価値を提供する対価としてお金を頂く事だと理解しました。自分も何か付加価値を提供しよう、そう意識してからは更に成長が出来たと感じています。
インターンシップ生活で学んだ事大学1年生から卒業まで過ごした(株)エリートネットワークでの3年間は、今までの人生の中で一番成長を実感できた時間でした。社会に出てから必要とされている能力・素養、特に 「自発的に動く力」 、 「仕事を工夫して、仕事を楽しむコツ」 といったものが身に付きました。それだけでなく、社会の大きな流れ、大局観といったものをつかむ事が出来たと考えています。大学の友人等に聞いても、このような経験が出来る所は他には無いと思います。ぜひ皆様もインターンシップに挑戦してみて下さい。きっと素晴らしい出会いと、今までになかったような自分自身の成長に出会えると思います。