インターンシップ体験談
Internship
早稲田大学大学院 創造理工学研究科 経営デザイン専攻(2012年3月卒)
私は、大学院に入学して間もない4月頃、就職活動を直前に控え何となく不安な気持ちを抱えていました。私が学部時代に経験したサークルや家庭教師は非常に意義深かったことでしたが、それらは限られた世界の出来事であり、実際の社会・ビジネスの現場に関してあまりにも無知であったからです。その様なことを考えていた時、研究室の先輩から偶然にも(株)エリートネットワークのインターンシップのお誘いを受けました。日頃から礼儀正しくて人間的にも尊敬出来る先輩からのお誘いということもあり、私はその日の内に快諾し、面接・試験を経て、インターンシップ生として(株)エリートネットワークに勤務することになりました。
結果として、私は大学院在学中の2年間、通常の学生生活を送るだけでは得られない様々な経験をしました。ここでは、私が経験したことやインターンシップを通じて学んだことを少しでも皆様に紹介出来ればと思います。
私の仕事は、企業様からの電話対応や社員の方々の資料作成の補助などを行う事務アシスタントでした。業務内容だけを見ると単純な作業に思われがちですが、これらの作業を自分一人で自信を持って行える様になるまで、私は多くの時間を費やしました。当然のことながら、電話をかけてこられる方々は電話対応一つで(株)エリートネットワークに対する評価が変わりかねませんし、オフィスには本気で仕事に取り組まれる社員の方しかいない為、事務アシスタントとはいえ学生気分の中途半端な対応は許されませんでした。
同時に、職場の一員として、業務中は常に「元気で明るく」振る舞う姿勢でいることが求められました。最初は恥ずかしさからか、業務への取り組み方も中途半端になってしまい、社員の方に迷惑をかけてしまう場面もありました。しかし、営業部門・スタッフ部門のプロとして常に「元気で明るく」振る舞う社員の方々と2年間共に勤務することで、私はその様な姿勢を学ぶことが出来たと思います。私は、それが就職活動に対してだけでなく、自分がこれから就職し長い人生を生きていく上でも価値があることだと確信しています。
また、勤務中は社長の松井さんや営業部長の業務をアシスタントする機会もあります。松井さんの経営者としてオフィス環境や単なる雑務にも一切妥協を許さない姿勢、営業部長のお客様への真摯な且つスピード感溢れる対応など、それらを間近に見られたことは、一学生として滅多に出来ないとても貴重な経験であったと思います。
就職活動へのアドバイス(株)エリートネットワークの社員の方々は、法人営業兼転職カウンセラーとして「就職活動のプロフェッショナル」であると言えます。常に高い職業意識とプライドを持って仕事に取り組まれており、インターンシップ生である学生にも日頃からフランクに相談に乗って下さいます。
大学院一年生の頃、私は就職活動に対して心のどこかに「自分なら大丈夫」という甘さを抱えていました。しかし、ある社員の方に軽い気持ちで就職活動の相談をしたところ、一瞬でその様な甘さは見抜かれ、その社員の方は就業時間後の深夜まで徹底的に相談に乗って下さいました。その相談中は強い口調で指摘されることもありましたが、他人の為に真剣に怒るということは中々出来ないことであり、その様な指摘を受けられた自分は幸せ者であったと心から感じています。結果として、私は自分自身を本気で見つめ直すことができ、就職活動を納得のいくものに出来ました。また、就職活動を終えた後も、社員の方々は一学生である自分の将来を本気で考えて下さることが多々あり、本当に人・環境に恵まれた職場であったと思います。
この体験談を読み、インターンシップへの参加を検討されている学生の方には、私は是非応募してみることをお薦めします。(株)エリートネットワークから学べることは、就職活動に関することだけに留まらず、礼儀を重んじて笑顔で元気に振る舞うことの重要性、そもそも自分にとって働くとは何かといった職業観の確立など多岐にわたり、成長出来る環境は間違いなくあります。また、このインターンシップでは実際のビジネスの現場に身を置けるだけでなく、様々な業界・企業・職種を知ることができ、視野を広げることも可能であると思います。
ここまで、私がインターンシップを通じて得られたことを紹介しましたが、この体験談が学生の皆様にとって少しでも参考になればこの上ない喜びです。最後になりましたが、この場を借りて(株)エリートネットワークの社員の方々に厚く御礼申し上げます。いつも笑顔で仕事に取り組むことができ、様々なことを学ぶことが出来たのは、皆様のお陰であると心から感謝しています。2年間、誠にありがとうございました。