インターンシップ体験談
Internship
早稲田大学 文化構想学部 文化構想学科(2012年3月卒)
私は、大学1年生の10月から丸3年半、(株)エリートネットワークにて勤務させて頂きました。インターンシップを始めた当初から変わらないのは、(株)エリートネットワークという会社がとても好きだということです。“好き”という言葉を使うと幼稚に聞こえてしまうかもしれませんが、純粋にそう思っています。そして、業務にあたっていつも私の原動力となっていたのは、働いている社員の方々の存在でした。
(株)エリートネットワークとの出会い大学1年生の夏休み、漠然と、裏方として人をサポートする事務系の仕事がしたいと考えていた私は、偶然、(株)エリートネットワークの求人を見つけました。その時真っ先に思ったことは、“オフィスが銀座にあるなんて素敵”。人材紹介会社の事業内容など何も知らず、(株)エリートネットワークに興味を持ったきっかけは恥ずかしいほどミーハーなものでした。そんな私ではありましたが、ホームページ上で企業理念やインターンシップ体験談を拝読し、ここで働いてみたいと感じたことから、事務アシスタントに応募しました。
インターンシップを通じて事務アシスタントとして、社長を含む法人営業 兼 転職カウンセラーの方々や内勤サポートスタッフの方々のお手伝いをさせて頂きましたが、ルーティンワークや細ごまとした業務も多くありました。その中で、私はどんなに些細な業務であっても、やり甲斐を感じながら取り組むことができました。それは、自分の行う業務が法人営業の方々にどう繋がっていくのか、どんな風に社内あるいはお客様の役に立つのか、学生の私でもわかるよう社員の方が説明して下さったからだと思っています。また、仕事の一つひとつに対して、年次を問わず社員の皆様から必ずありがとうと感謝の言葉を頂けることも、私のモチベーションとなっていました。懇切丁寧な指導をして頂いたこと、仕事ぶりをきちんと見ていて下さったこと、“一社員”として迎えて頂いたことに感謝しています。
働くということ人材業界における営業事務及び一般事務業務の中で得た知識やスキルは数多くありますが、この3年半を振り返って私がもっとも学んだことは、仕事に対する姿勢ではないかと考えます。そして、それを教えてくれたのは社員の方々でした。
インターンシップにも慣れてきた大学2年生のある日、法人営業 兼 転職カウンセラーの方が、カウンセリングにいらっしゃったお客様をエレベーター前でお見送りする場面に居合わせたことがあります。その法人営業 兼 転職カウンセラーは、私の父と年の変わらない方で、社内では娘のように優しく接して頂いていました。普段はにこやかなその方が、お客様のお乗りになったエレベーターが閉まってもなお、しばしの間、真剣な面持ちで丁寧に深々とお辞儀をされている背中を見た時、その姿がなぜか自分の父と重なり、目頭が熱くなったことをよく覚えています。父のおかげで自分の学生生活があるのは重々承知していたつもりでしたが、私の父も、私の知らないところでこうして頭を下げ、家族のために一生懸命働いてくれているのだろうか、と20歳にして今更ながら改めて考えさせられた瞬間でした。
大学3年生になり、就職活動を始めた際にも、働くとはどういうことなのか、何のために、誰のために仕事をするのか、(株)エリートネットワークの社員の方々の背中に、いつも教えられていたように思います。もちろん社員の皆様それぞれ性格は違いますし、仕事に対する価値観や考え方もさまざまでした。しかし、実際に社会に出て働いていらっしゃる方々の仕事に向き合う姿勢を、間近で見て、肌で感じることは、大変勉強になりました。この経験は、(株)エリートネットワークだからこそできたものだと思います。
終わりに温かく接して頂き、多くを学び、私にとって(株)エリートネットワークは第二の我が家のようでした。私が困っていると様子を察していつも声をかけて下さる方、業務とはまったく別の悩みであっても親身になって相談に乗って下さる方、私にできることを精一杯考えて行動に移した際、涙を流して喜んで下さった方……。学生の私がこれまでしてきたお手伝いなど、微少なものに過ぎませんが、その私の支えとなっていたのは、社員の皆様でした。この場を借りてお礼申し上げます。本当に、ありがとうございました。
そして、インターンシップに申し込もうか迷って今この体験談を読んでいる学生の方がいらっしゃいましたら、まず、応募することをお薦め致します。“就職活動に有利だから”など、先を見据えた理由で参加されるのも立派な志だと思います。しかし、3年半の間、私が常に考えていたことは、“どうしたら社員さんは喜んでくれるかな?”ただこれだけでした。私は、社員の方々に喜んで頂けることは、必ずやお客様のためになり、ひいては会社に返ってくると、インターンシップを通じて感じました。見逃してしまいそうな小さな気配りでさえ、しっかり気付いて評価して下さる環境が、(株)エリートネットワークにはあります。“目の前にいる人が喜んでくれたら嬉しいから。”その気持ち一つで十分です。ぜひ、門戸を叩いてみて下さい。