インターンシップ体験談
Internship
早稲田大学大学院 創造理工学研究科 経営システム工学専攻(2013年3月卒)
大学院に進学して間もない4月、私は研究室の先輩からのご紹介により(株)エリートネットワークのインターンシップの存在を知りました。大学院に進学したものの、これまでとほぼ変わらない学生生活に物足りなさを感じていた私は、新しい経験を得ることができるのではないかという期待から応募を即決し、2年間のインターンシップを経験させて頂くこととなりました。結果として、私は2年間という短い期間の中で学生生活では得られない多くのことを学ぶことができたと感じております。ここでは、(株)エリートネットワークにおいて経験したことを少しでも皆様にご紹介出来ればと思います。
正確性と効率性を培える場私の担当した業務は、求人情報のWebページへの入力・掲載でした。具体的には、各企業からご依頼があった転職希望者対象の求人情報を、できるだけ忠実に、尚且つ分かり易いように整理し、Web上に掲載するという業務です。
業務内容だけを耳にすると、パソコンを使った作業なので、単調でシンプルなものに聞こえるかもしれません。実際、最初は私もそう思っていました。しかし、業務に従事していく上で、この業務を正確にこなすことがいかに難しいものかを痛感させられました。そもそも求人情報を作成する際には、様々な業務内容を含む職種に関する知識や情報収集が必要となります。その上、(株)エリートネットワークには一日に大量の求人情報の依頼が来るため、それに対するWeb上での情報発信をスムーズに行うことが求められます。学生であり知識の乏しかった私にとって、正確性と効率性を必要とするこの業務は簡単ではありませんでした。その為、当初私は悪戦苦闘していましたが、徐々に自分に合ったやり方を見つけ、正確に、そして効率良く業務をこなせるように成長しました。世の中におけるどんな仕事にも、正確性・効率性は必要不可欠なものだと思います。私は(株)エリートネットワークにおけるこのような経験を通して、その力を身に付けることができたと感じています。
(株)エリートネットワークで学んだことは、業務に関することだけではありませんでした。私が(株)エリートネットワークで働き始めて間もなく、気が付いたことは、社員の方々がしている「挨拶」の習慣でした。働き続けていくうち、「挨拶」は主に、入社する時や出社する時などに、会社においてのルールとして行うものだという認識を持っていました。そんなある日、私が廊下を歩いていると、あるお客様とすれ違いました。私は、そのお客様は取込み中であるように思い、軽い会釈をしてその場を通り過ぎました。するとその後、代表の松井社長から「きちんと挨拶をしなかったこと」についてご指摘を受けました。松井社長から「挨拶」について「そんなに難しいことか」と聞かれた時、当たり前のことが出来ていなかった自分に気づかされました。社会において「挨拶」は基本的なマナーですが、当然自分には出来ているものだと思って通り過ぎてしまっていたものでした。しかし、いざ企業に入ってみると、基本的なことが徹底できていない自分の未熟さ・甘さに気づかされたのです。(株)エリートネットワークの職場で、「挨拶」を含めた社会人としての姿勢を教わり、それと同時に、自分を見つめ直し成長させる良い機会を与えて頂くことが出来ました。
終わりに(株)エリートネットワークでのインターンシップは、社会に出た時に必要となるスキルや社会人としての基礎を築き上げてくれる場であったと感じています。また同時に、社員の方々は親切で職場の雰囲気も和やかであったため、私にとって素直に自分を見つめ直すことができる環境でもありました。結果として、私にとって(株)エリートネットワークは社会に出る前に「企業で働く」という活きた経験をさせてくれた企業でした。
多くの学生の皆さんがこの(株)エリートネットワークで私のように貴重な経験を積んでくれることを心から願っています。
最後に、最後まで優しく接して頂いた(株)エリートネットワークの社員の皆様、共に業務に励んだインターンシップ生の皆様、2年間大変お世話になりました。ありがとうございました。