インターンシップ体験談
Internship
早稲田大学 人間科学部 人間環境科学科(2016年3月卒)
私は学生の時でしか様々な業種を経験できないと思い、大学4年間で、塾のチューターや携帯電話機販売のキャンペーンスタッフ、システムエンジニアなど、約10種の職種を経験しました。そんな中で(株)エリートネットワークに出会ったのは、大学2年生の7月頃でした。インターンシップ紹介サイトで求人を見つけ、人材紹介がどんな仕事かも一切知らないまま、今まで触れてこなかった事務仕事であること、幅広い年齢層の方と働けることに惹かれ、軽い気持ちでインターンシップの応募を決めました。今となっては、それがとても 「ラッキー」 だったと感じています。
面接では、志望理由や他のアルバイト経験だけでなく、今までどのような学生生活を送り、どのような価値観で生きてきたかなど、1時間程かけてみっちりと聞かれました。「時には叱咤激励されることもあるかもしれませんが、大丈夫ですか?」 と聞かれて、合否が出るまでの一週間、本当にここでやっていけるのか心配になったのを今でも鮮明に覚えています。
仕事から学んだこと最初の半年ほどは事務アシスタントと求人情報サイト制作アシスタントの両職種を兼任させて頂きましたが、直接転職カウンセラーさんを補佐できることから事務アシスタントに専任することにしました。両職種を経験させてもらったことで、求人作成から、登録、カウンセリング、企業面接フォローに至るまで人材紹介業の一連の流れを俯瞰することができ、どのように自分が動けば社員さんにとって仕事がし易いのかを考えながら業務をこなせるようになりました。
業務の習得については、がさつで正確性に自信がない私にも、社員さんが 「わからないことがあったら何でも言ってね」 と気さくに仰って下さり、電話対応やeメール対応における言葉遣いから用紙の折り方に至る細かいところまで、一から丁寧に教え込んで下さいました。そのお蔭様で、他のアルバイト先や就職活動でお世話になった企業の方からも、言葉遣いや所作を褒められることも多々ありました。
仕事以外から学んだことこのようなことを書くと大変失礼かもしれませんが、私は業務の習得以外にも 「人間観察」 をしに(株)エリートネットワークに通っていたと思います。社内では様々な場面が見受けられます。社員さんが匆々とアポイントの為の準備をしていたり、転職希望者の方に熱のこもった電話フォローをしていたり、新しくご依頼頂いた求人について議論していたり、新入りの社員さんが上席の社員さんに業務の指示をされていたり、社員さん同士で冗談を交えて談笑していたり、そのどれもが学生の私にとっては新鮮でした。そこから、自分が企業に入ったらどのようにお客さんと接すれば良いのか、叱られた際にどのように対処すれば良いかなど、学校では絶対に学べないことを暗黙知として蓄積できたことが、(株)エリートネットワークに入って得られた一番の宝だと思っています。
また、9:30~最終の時間(平均21:30頃)までシフトインすることができるため、朝の通勤ラッシュを身を以て体験したり、社員さんがどのような1日のスケジュールで仕事をしているのかを間近で見ることができ、社会に出る前に社会人の生活を擬似的に経験できたのも大変貴重でした。中には休日や遅い時間まで仕事に勤しむ社員さんもいらっしゃり、それを見て 「社員さんも頑張っているから私も頑張ろう」 と、研究や就職活動へのエネルギーにしていました。
就職活動2016年卒の就職活動は今までとは大きく時期がずれ、就活生・企業共に混乱が見られました。また、私事ですが、大学の途中で文系から理系に転身した経緯があり、微妙な立ち位置であった為、果たして企業に受け入れられるのかという大きな不安がありました。しかし、その中で落ち着いて就職活動ができたのは、(株)エリートネットワークで培った事務処理スキルや企業に関する知識、そしていつでも相談に乗って下さる社員さん方がそばにいてくれたお蔭だと感謝しています。
就活本も買わず新聞も読まない私に一から業界の説明をして下さった社員さん、私の好きそうな企業をピックアップしお勧めしてくれる社員さん、「花ちゃんなら大丈夫だよ」 といつも明るく自信を付けてくれた社員さん、本当に私の強い味方でした。幸運なことに複数の会社から内定を頂き、2ヶ月間迷ってもどちらに行くべきか決断できなかった時も、社員の方々が冷静に私の性格や能力の適性を見てアドバイスを下さり、最終的に納得のいく結果を出すことができました。
おわりに「時には叱咤激励されることもあるかもしれませんが、大丈夫ですか?」 という質問には、正直当時は度肝を抜かれましたが、今ではあの時逃げないで良かったと心から思います。(株)エリートネットワークで培ったスキルや知識、価値観が、どれほど私の生き方に影響しているかは計り知れません。今となっては、大学を卒業するよりも(株)エリートネットワークを卒業する方が寂しい程、本当にお世話になりました。「会社は家族」 と社内に大きく貼ってあったように、お兄さんやお姉さん、お父さんやお母さんがたくさんできたようで、私としては大変居心地が良かったです。
学生の内は、サークルやアルバイト、研究、留学、遊び、旅行など、やるべき事に様々な選択肢があります。どの選択肢を選ぶのも自由ですが、(株)エリートネットワークでのインターンシップは将来の為の自己投資として恰好の場だと存じます。就職活動の前に、社会人になる前に、少しでも社会人の生活に慣れてみたい方、人材紹介のプロフェッショナルと一緒に働いてみたい方、人間的で温かい職場で安心して経験を積むことができます。是非、(株)エリートネットワークのインターンシップに挑戦してみて下さい。