インターンシップ体験談
Internship
早稲田大学 政治経済学部 政治学科(2018年3月卒)
大学入学後、私は新生活を謳歌していました。念願のダイビングサークルに入り、バイトでお金を貯め、夏は1か月沖縄で潜っていました。秋が深くなってきた頃、冷静になって遊び呆けた半年間を振り返った時、急に将来に不安を抱き始めました。「自分は社会人になったら何をしたいんだろう」と。私は、まず自分にどんな選択肢があるか知ることが重要だと考えました。つまり、世の中にはどんな仕事があって、どういう働き方があって、その仕事でどれくらい稼げるのか。その情報が豊富にある場所はと調べた結果、辿り着いたのが人材紹介会社であり、(株)エリートネットワークでした。
面接は女性スタッフ2名に対応していただきました。人材紹介会社のビジネスモデルや仕事内容の具体的なイメージは全く持てていませんでした。加えて、会議室で行うような面接も初めてでしたので、ガチガチに緊張して銀座のオフィスを訪ねました。しかし、お二人はとても気さくに接してくださり、私も素直に自分の志望理由を伝えることができたのを覚えています。
仕事内容と学び入社後は事務アシスタントとして、メール・電話対応、資料作成、来客応対などに従事しました。入社直後はオフィスのモノや人も雰囲気も、すべてが新鮮でした。隣でベテランの社会人が真剣に仕事に取り組んでいる様子を見ると、自然と自分も適度な緊張感を持つようになりました。
最初は基礎的なデータ入力の仕事などを与えられ、徐々に仕事の範囲を広げていきました。メールでの言葉遣いや電話での言い回しから業界の専門知識まで、社員の方々にみっちり教わります。特に、業務の効率性が重要で、自ら工夫し目の前の仕事にあたるという姿勢が求められます。
時には厳しい指摘を受けるときもありましたが、そういった本気の指導があったからこそ「同じミスは繰り返さない」という意識が高まり、自らの成長につながったと感じました。ちなみに、試験期間中などは勉強を優先させてもらい、仕事と勉学との両立にはかなり気を遣っていただきました。
そして、大学3年生になる頃には、当初の目論見通り幅広い業界・企業の知見を得ることができていたと思います。
最終的に、金融業界でアナリストという専門職に就くことを決心しました。(株)エリートネットワークで得た様々な業界・業種の知見に自分の性格や能力を照らして、最適な選択ができたと思っています。就活生インターンへの援助も手厚く、私が金融業界を第一志望に決めた後に同業界のOBやOGを紹介していただいた他、各社の社風や採用傾向といった踏み込んだ点まで具体的なアドバイスを頂戴しました。また、日ごろ会話をする中で私の性格も理解してくださっているので、複数の内定をいただき迷ったときも「その会社は君向きじゃないよ」とストレートな意見をもらうこともありました。自分のことをよく知っていて、かつ各業界のプロである社員の方々はとても頼もしい存在でした。
実を言うと、元来飽きやすい性格ですので、入社当初はある程度業界知識を集めたらオサラバさせていただくつもりでした。しかし、社員の皆さんがフランクに接してくださる居心地のいい環境が魅力的で、結果的に卒業までお世話になりました。どんな仕事をするかも大事ですが、だれと仕事をするかも大事だと理解できたことも、このインターンを通じて得た大きな学びだと思っています。
将来のキャリアに不安がある。何かしなくてはいけないが、何から手を付ければいいか分からない。このような悩みを持つ大学生は大勢いると思います。インターンシップというと敷居が高いようにも聞こえますが、早く始めれば早く始めるほど学びは多いことは間違いありません。私と同じような不安を持った方は、是非(株)エリートネットワークの門戸を叩いてみてください。