インターンシップ体験談
Internship
慶應義塾大学 商学部 商学科(2019年3月卒)
私は大学生活4年間のうち、2年半を(株)エリートネットワークで過ごしました。インターン生を卒業した今、この選択は絶対に間違っていなかったと確信しています。本当に居心地の良い場所であり、社会人になるにあたっての基盤を間違いなく作ることのできる環境でした。今この体験記を読んでいる方は、(株)エリートネットワークでの事務アシスタントまたは求人情報サイト制作アシスタントに少しでも興味を持っている方だと思います。働くか働かないかは別にして、とりあえず応募して一度面接へ行き、雰囲気を確かめてみてください。疑問点・不安な点があれば、何でも聞いてみてください。どんな質問に対しても真剣に、包み隠さず回答してくれると思います。
(株)エリートネットワークとの出会い私が(株)エリートネットワークに出会ったのは大学2年の秋です。当時バイトを何もしていなかった私は、「遊ぶお金が欲しい」という理由でバイトを探す事にしました。様々なバイトの求人を探していく中で、「貴重な大学生活の時間をただお金に変換するだけでは勿体無い、お金を頂きながら自身が成長できる環境に身を置きたい」と考え、長期インターンシップに応募することを決めました。インターンシップの仲介サイトで検索をしてみると、週3日以上が条件で私生活からフルコミットしなければならないような求人ばかりでしたが、その中で見つけたのが(株)エリートネットワークの求人です。
私自身が事務作業に興味があったこと、将来就職したい業界や自分の将来像が全く定まっていなかったこと、インターンシップを通して成長をしつつも授業に出る時間も確保したいということもあり、その全てが叶えられそうな人材紹介会社の(株)エリートネットワークに応募することを決めました。1社目の応募でした。
面接は、とても和やかな雰囲気で、形式的な質問を投げかけられるのではなく、私自身がどのような人間なのかを判断するような内容の面接をして頂きました。学生と同じ目線で、私に対して真摯に向き合ってくださっているのを感じ、インターンの応募1社目にもかかわらず「是非ここで働きたい」と面接後に思ったのを覚えています。無事に合格を頂き、私はインターン生として(株)エリートネットワークの一員になりました。
私は事務アシスタントとして、データの入力・管理、社内外のEメールの対応、ご来社された方への対応、電話対応等の業務を主に任されていました。平常の業務に慣れてくると、プラスαで少し難しい業務を任されることや、松井社長から直接仕事を割り振られることもありました。社長から直接仕事を初めて頼まれた際は非常に緊張しましたが、松井社長の仕事ぶりや、「社長」のオーラを間近で感じることができたこの経験はとても貴重なものだったと感じます。
日によってはこなさなければならない仕事量が多い時もあり、シフト時間内に終わらないのではと心配になることもありましたが、社員のスタッフさんが優しくフォローしてくださいました。
(株)エリートネットワークで学んだ事や得たものは大変多く、日常生活の中でも活きた場面がこれまでに幾度となくあります。特に3つを挙げさせて頂くと、①仕事の仕方 ②社会人としての基礎 ③これからの自分の人生に対する考え方です。
①仕事の仕方
会社における仕事は、与えられた仕事を与えられた順番にこなしていくだけではいけません。仕事にも、「急を要するもの」「できるだけ早く終わらせなければならないもの」「今日中に終われば良いもの」等、様々なものがあり、1つ1つに対し優先順位をつけてこなしていくことが求められました。学生のうちにこの考え方を習得しておくことで日常生活でも、就職した際にもとても役に立ちます。
また、基本的な事務処理の作業が(株)エリートネットワークでの業務の中心になるので、決められた業務を決められた手順通りに、素早くこなすスキルが身につきました。ショートカットキーやその他のスキルを覚えてPCでの作業を早く進めることができるようになったり、書類を整理する際にも、何をどう工夫したらより早く正確に仕事が終わるかを常に考えながら作業にあたっていたことで、実生活における様々な場面でもこの経験が活きました。
②社会人としての基礎
①でも少し触れましたが、基本的にはPCを使って作業を行うので、タイピングやexcel、word等、基本的なPCのスキルが殆ど身に付きます。また、ご来社頂く企業様や転職希望者様と接する際、私たち学生のインターン生でも「(株)エリートネットワークの社員」として立ちふるまうことが求められるので、メールや電話での対応、お客様との接し方等の基本的なビジネスマナーを習得することができました。更に、職場におられる目上の方々との接し方も学ぶことができましたし、毎年(株)エリートネットワークに入社される新入社員の方に指導されている先輩社員の方の言葉や内容に耳を傾けることもとても参考になりました。また、本当に多種多様な業界の求人案件を扱うことになるので、社会がどのような企業でどのように成り立っているのか知る事ができます。社会人になる前に知っておくと大変役に立つと現在も感じています。
③これからの自分の人生の考え方
先述した通り、私が(株)エリートネットワークにおけるインターンシップに応募した理由の1つが、「私が将来やりたいことが何も決まっていなかったこと」です。この会社での仕事は、多種多様な業界・企業を知ることができるのは勿論、それだけでなく転職希望者様の様々な人生を垣間見ることのできる仕事です。キャリアアップのため等、プラスの理由で転職をされる方、職場環境に満足できない等、マイナスの理由で転職をされる方、様々な転職希望者様が(株)エリートネットワークを利用され、私達がそのサポートの一端を担うことになります。
この経験を通じて、自分がどんな人生を歩んでいきたいのか、どんな仕事に就いてどんなことができるようになりたいのかを考えるきっかけになりましたし、就職活動における軸もみつけることができました。
(株)エリートネットワークでの経験は誇張ではなくかけがえのないものでした。本当に雰囲気の良い会社で、私達学生に気さくに話をしてくださいました。普通の学生生活を送っていては知り得ないようなお話を伺う事もできました。私は、この会社で働いてみて、まず大事なのが「人」だと実感し、それを軸に就職活動を行うことになる等、とても良い環境で良い経験が出来ました。
(株)エリートネットワークは決して何千人・何万人という大規模な会社ではありませんが、人材紹介を生業にしているだけあって、本当に「マトモ」な会社です。社会におけるコモンセンスも磨かれます。少数精鋭で経営している会社に対する私自身のイメージもがらりと変わりました。
就職活動に迷っている私に度々的確なアドバイスやフォローをくださったりもしました。
こんな素敵な環境で様々な経験ができた今、3年前の私に、「あの時(株)エリートネットワークで長期インターンシップに応募して良かった」胸を張ってそう言えます。