インターンシップ体験談

私が(株)エリートネットワークを知ったのは大学4年生の冬でした。それまでの4年間、塾講師のアルバイトをしていたため、環境を変えてみたいという思いと、せっかくならば社会人になる前に少しでも社会勉強ができる環境で働いてみたいという思いから、長期インターンシップに応募しようと考えていました。応募するにあたっては、本業である学業と両立できる職場であることを条件とし、インターン先を探していました。出会いは本当にありきたりで、長期インターンシップを紹介するサイトを眺めていた時に偶々(株)エリートネットワークを見つけた、というのが正直なところで、ホームページから体験記等も拝見し、しっかりしてそうな会社だな、と思った記憶があります。
長期インターンシップにはいくつか応募してみましたが、自分が受けた会社の中でも最も面接の質問がしっかりしていた印象があります。後日、採用して下さるとのご連絡を頂き、面接の雰囲気から自分の条件に最も合いそうな(株)エリートネットワークで働かせて頂くことに決めました。
しかし、働き出した当初はやはり不安がありました。アルバイトなどでよく聞く話ですが、実際に働いてみると求人票に書いてある条件以上に厳しい職場だった、ということも少なくありません。本当に学業と両立できるのか、という不安を抱えながらのスタートでしたが、社員の方々はとても柔軟に対応して下さり、1か月後にはこれならやっていけそうだという安堵に変わった記憶があります。

当初、事務アシスタント職で応募していましたが、面接の際に求人編集職のお話も聞かせて頂きました。どちらも興味はありましたが、最終的に求人編集職を担当するWeb チームの配属になりました。Web チームの主な業務は、取引先の企業様から頂いた求人情報を自社の求人票の表示ルールに合うように編集する作業です。言葉にしてしまうととてもシンプルに聞こえてしまうかもしれません。私自身も説明を受けたときは、少し拍子抜けしてしまった部分もありました。しかし、Webチームの業務だけでなく、営業部門の社員の方々のお手伝いなどの業務を経験していくうちに、営業の社員の方々がたくさんの求人の中から、自分たちが設定した職種分類をもとに転職希望者に合った求人を探している姿を見て、とても大事な仕事をしていることを強く実感し、やりがいを感じることができました。

(株)エリートネットワークは、転職希望者、企業様、そして社員同士とのコミュニケーションが仕事の基本であるため、基本的には声が途絶えない職場でした。また、転職希望者を会社全体で支援していく特徴があるため、アットホームな雰囲気もあり、自分にとってはとても仕事のしやすい環境でした。

全体を振り返ると、2年間という短い期間ではありましたが、とても贅沢な社会勉強をさせて頂いたと思います。業務を通して学ばせて頂いたのはもちろんですが、座っているだけで勉強になる、と言っても過言ではないほど、（株）エリートネットワークという1つの会社の職場を通して実社会の色々なことを学ばせて頂きました。 私がインターンで学んだことの多くは、“スキル”はもちろんのことですが、“物の見方・考え方”だったように思います。私自身も、長期インターンを探していたときは、どちらかというと“スキル”が身につく職場を偏重して探していた記憶があります。ただ、今改めて考えると、あくまでも結果論ではありますが、社会に出る前に“物の見方・考え方”の幅を広げることができて、むしろ良かったと思っています。

一つ例を挙げるとするならば、職の選択に対する捉え方でしょうか。当たり前の話ではありますが、(株)エリートネットワークでは“転職”を間近で感じることができます。転職活動をする方々を見て、また、転職を成功させるために尽力する法人営業 兼 転職カウンセラーの社員の方々と間近で接してきて、職を選ぶことの難しさを身近に感じることができたと同時に、数年後の自分と真剣に向き合うことができたと思います。これは他でもない、ここでしか得られない貴重な経験だと思いますし、自身の就職活動に大いに役立ちました。

最後になりますが、松井社長をはじめとし、営業部門の社員の方々、スタッフの皆様、そして、Web チームの皆様には大変お世話になりました。どんな時でも快く迎えて下さり、また、声を掛けて下さり、温かい環境で働けたことに感謝を述べるとともに、皆様から学んだことや頂いたお言葉を胸に深く刻み、次のステージでも全力で邁進していきたいと思います。2年間、本当にお世話になりました。

(株)エリートネットワークの益々のご発展を心からお祈り申し上げます。