インターンシップ体験談

私が(株)エリートネットワークの存在を知ったのは、学部4年生の秋でした。私は当時、学部1年生の頃から続けているカフェのアルバイトと平行して勤務できるインターンシップを探しておりました。これは、カフェでの接客等を通じた経験からは得ることのできない学びを、インターンシップを通じて補完的に得たいと考えたためです。

上記の目的を達成するために私が求めた条件は、「社会に出てからも腐らない知見・スキルが得られること」「より社会に近い立場で業務にあたることができること」の2つです。この要件を考慮しつつインターンシップを探していたタイミングで、(株)エリートネットワークでインターンシップをしている研究室の先輩からご紹介を頂きました。(株)エリートネットワークには今までも、私の所属している研究室のOBがインターン生や社員として参加しており、安心感をもって参加することができました。

私がインターンシップで担当した主な業務は、日々企業から送られてくる求人票を(株)エリートネットワークのHPに反映する、というものです。このように一言でまとめると、単調な作業のように聞こえてしまうかもしれませんが、そうではありません。まず、各企業から送られてくる求人票を正しく反映するためには、その企業がどのようなことを行っている企業であるのか、その求人職種がどのような業務を行う職種なのか、といった基礎的な知識を身につけている必要があります。加えて、企業ごとに反映ルールが異なることや、求人ごとに異なるオーダーがなされることもあり、求人の反映業務は繊細で神経を使う業務です。しかし、求人票1件1件に必要以上に時間を割いてしまえば、業務が回らなくなってしまいます。そのため、私たちインターン生は与えられたタスクをいかに効率的に、かつ正確にこなしていくかを考える必要があります。

私が業務を通じて得たことは、大きく分けて3つあります。
1つ目は上記でも少し触れた「与えられたタスクをいかに効率的に、かつ正確に処理していくかを考える能力が得られたこと」です。一見定型的な業務に見えるものであっても、そこで思考停止してはいけません。与えられている条件・状態と、ゴールとして求められている状態を思い描き、そこへ至る道を自身で考える姿勢を身に着けることができました。特に本インターンシップは、一般的なアルバイトと比べれば社会での業務に通じる要素が多いため、社会においても活用できる能力であると考えております。

2つ目は「企業や職種に対する知識・関心が得られたこと」です。本インターンシップの業務を通じて、多くの企業や職種の求人票に触れる機会がありました。この機会によって、業界にどのような企業が存在しており、どのような職種が存在しているのかといったことを見渡すことができました。加えて、企業がどのような人材を求めているのかを見ることもできたため、自身が今後社会でキャリアを積んでいく参考になりました。

3つ目は「学生のうちから企業の中で働くという経験が得られたこと」です。学生の立場では、企業のオフィスの中で社会人がどのように働いているのかを目の当たりにすることはまずありません。社員の方々が責任感と誇りをもって仕事をしている姿は他のアルバイトでは見ることのないものでした。社員の方々の仕事に対する姿勢により、私の社会に対するイメージが未知で漠然としたものではなくなりました。

冒頭でも触れたように、私にはインターンシップに求める条件が2つありました。私にとって(株)エリートネットワークのインターンシップは、これらの条件を十分に満たすものでした。前述のとおり、企業や職種に対する知識や、より多くのアウトプットを出すことができるような業務へのあたり方は、「社会に出てからも腐らない知見・スキル」といえます。また、企業の中にインターン生として参加することによって「より社会に近い立場で業務にあたること」もできました。私が2年半働いた感想を総括すると、「(株)エリートネットワークでのインターンシップは貴重な学生時代の時間を使う価値があるものである」といえます。

最後になりますが、(株)エリートネットワークの社員の皆様には大変お世話になりました。人見知りの私ですが、いつも明るく気さくに声をかけてくださる等、とても楽しく働くことができました。このような素晴らしい環境で働くことができたことに感謝を述べるとともに、この職場で学んだことを今後に活かしていきたいと思います。2年半の間、誠にありがとうございました。

今後の株式会社エリートネットワークの益々の発展をお祈りしております。