マザーズ上場 情報コンテンツ企業
企画グループ 予実管理担当
東証1部上場大手マンション分譲会社 営業職、
東証1部上場総合電機メーカー子会社 経理職、
JASDAQ上場 建設用資材メーカー 営業管理、
資材等 9年 等を経て
村田 謙一 氏 40歳 / 男性
学歴：立教大学経済学部 経済学科卒
◎40歳を目前に転職を決意した理由
私は公共工事で使用される建設用資材メーカーに勤務しています。公共事業費は過去数年間にわたる財政構造改革のため大幅な削減がなされてきました。販売先である建設土木業界も事業の絶対量の減少と競争の激化による採算悪化のため、経営破綻や赤字に転落する企業が相次いでいます。
私自身は、比較的恵まれたポジションでキャリアを積み上げてきましたが、このような理由から将来に非常な危機感を持っていました。年功序列の考え方が残っている業界で閉塞感を感じていたこともあり、自分の経験と能力を活かし、もっとやり甲斐と成果を得られる業界・職場に移りたいという気持ちが強くなり4度目となる転職を決意しました。
◎職務履歴書
まもなく不惑の歳になろうかという時期での転職活動です。景気が上向いてきているとはいえ、この年齢で転職が叶うものなのか不安でした。そこで、これまで仕事でやってきたことを思いつくままメモに書き出し、これまでの仕事経験の棚卸をやってみました。自分のやってきたことを冷静に把握し、アピールできる点は何があるのかを整理しながら、職務経歴書の形にしていきました。この過程で、知識経験が乏しい部分をきちんと自覚できていたことが、のちのちの面接で大いに役立ちました。私のような中高年且つ転職回数多の場合、「何ができて、何ができないのか」を先方に正確に伝えられないと、採用を検討して頂ける場面までたどり着けないように思います。
◎転職支援会社への登録
さて、履歴書・職務経歴書は完成しました。勤務を続けながらの転職活動且つオジサンです。ここは、専門家の力を借りるしかありません。何の疑問もなく人材紹介会社にネットで登録を申し込みました。登録先は2社。1社は誰でも知っている業界大手企業、そしてもう1社が(株)エリートネットワークでした。
◎(株)エリートネットワークを登録先に選んだ理由
日経新聞の日曜版にいつも広告が出ていたので社名は存じておりましたが、(株)エリートネットワークを登録先に選んだ理由、それはHPに数多くの「転職体験記」が掲載されていたからです。書き方、内容は人それぞれですが、これから転職活動を始めようとしている私にとって、皆さんの考え方や気持ちの持ちようといったことが大変参考になりました。こういう企画をする人材紹介会社なら、どこかいいところを紹介してくれるかもと考えました。
◎カウンセリング
私を担当して下さったのはカウンセラーの安藤さん。久々に選ばれる立場になろうとしている自分にとって約1時間半のカウンセリングは、まるで面接を受けている様で、普段の仕事とは違った緊張と疲れを感じるものでした。この時に過去3回の転職理由を1つ1つ説明させられたことが、実際の面接の場面でも大いに役立ちました。
◎面接と情報収集
(株)エリートネットワークからご紹介頂き面接まで至った企業は、合計3社。「IT・通信・インターネット」に分類される上場企業でした。勤務しながらの活動でしたので時間的にも制約がありましたが、情報収集はしっかり行いました。プレスリリース記事、適時開示情報、決算短信、有価証券報告書、決算説明会の動画配信、経営幹部のインタビュー記事などインターネットで入手できる情報は膨大です。他業種の上場企業の面接を受ける場合は、公開されている決算短信に記載された「経営方針」、「経営成績」、「事業等のリスク」といった部分を読み込んでおくと、その企業・業界の現状がある程度把握できますし、マネージメント層との面談にまで進んだ場合にも役に立つと思います。
◎転職活動を終えて
幸いなことに面接を重ねる毎に入社希望が大きくなった会社から内定を頂くことができました。3月23日に(株)エリートネットワークに登録・面談しましたので誕生日を挟んで約2ヶ月で活動を終えることができました。
ここに至るまで、面接前後の不安感を和らげてくれたのは、(株)エリートネットワークのカウンセラーの安藤さんです。
「(面接の)結果を恐れず楽しんできて下さい。ここがダメでも最後までお付合いしますよ，大丈夫です。」
要所要所でこのようなアドバイスを頂いた単純な私は、『そうか！大丈夫なんだ〜！』と根拠のない自信が湧いてきて、ずいぶん気が楽になったものです。
さて、カウンセラーの安藤さんは何を根拠にそんなことを言われていたんでしょう・・・(笑)
◎(株)エリートネットワークを登録先に選んで良かったと思う事
(株)エリートネットワークの担当者は、転職希望者のカウンセラーであると同時に、実際に企業を回って求人開拓営業を行う法人営業の担当者でもあります。両方を担当せねばならない分、皆さんにかかる負担は大変なものであると容易に想像できますが、両方やっているからこそ企業、求職者双方に対して有益なアドバイスができるのではないでしょうか。
私の場合、面接をして頂いた3社とも応募者の望ましい年齢は若い方が良いとおっしゃっておられました。仮に、機械的に選別されていたならば、面接にまで漕ぎつけることはできなかったと思います。
◎最後に
カウンセラーの安藤さんには、頑張り甲斐のあるエネルギッシュな成長会社を紹介して頂き、とても感謝しております。本当に、ありがとうございました。
安藤さんや自分を選んでくれた方々の期待に応えるべく、新天地で1日も早く一人前に仕事がこなせるよう努力していきたいと思います。
