企業の採用意欲・求人数、ともに大幅UP!
しかし、実際には企業の厳選採用の基本スタンスは変わらず、多くの転職希望者にとっては、従来通り “厳選採用” という環境が続いています。何となく活況を呈しているかのような転職マーケットの雰囲気を真に受けて、安易な気持ちで転職活動をスタートしても、なかなかご本人の思い通りには行かないのが実態ではないでしょうか。
景気の明るさを反映してか、今年に入ってから企業の採用意欲は高まっており、採用予定数・求人の数も大幅に増えて来ております。これまで数年間、ほとんど採用活動を行わず、事実上採用ストップ状態だった日系の大手SIerや、システム開発会社の中から、ここに来て採用を復活させたり、年間数名程度だった採用数を、20~30名に大幅に増やすことになった、というようなお話が、日々舞い込んでくるようになりました。
セキュリティ、クラウド、ビッグデータ、仮想化、BI、など時代のキーワードに関連した分野のリーディングカンパニーは、株価やアベノミクスの動向とは関係なく、継続して採用を行っております。
また、IT系のコンサルティングファームなどは、100名を超える採用目標を掲げて、大々的に採用活動を行っております。
製品やサービスに特色があったり、高い技術力が評価されている、元気な中堅企業の中にも、採用に注力し出した企業が増えてきました。
では、アベノミクスのお蔭で、IT業界の転職マーケットは復活し、良くなったのか?
いまこそ転職を成功させるチャンスがやって来たのか?
残念ながら、転職マーケットの賑わいとは違い、採用企業側の見る目は非常にシビアです。厳選採用の基本スタンスは変わらず、採用活動を大々的に行ったとしても、簡単には内定を出さないのが実情。雰囲気に流されて、浮ついた気持ちで 「取りあえず」 転職活動をスタートさせても、なかなかうまく行かないのが、今の転職マーケットの実態です。
2013.8.23
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