アルミニウム二次合金とは、原料のアルミニウムスクラップや新品のアルミ地金などを用途別に成分管理の上、溶解・鋳塊された合金のことです。アルミニウム二次合金の需要の8割がエンジン部品など自動車向けで、その他に飲料缶の原料の板材やサッシなどにも使われています。
アルミニウム二次合金業はアルミニウム総需要量の40%を賄っており、再生地金生産が新地金生産に比べて約3%のエネルギーで済むなど、省エネ面からも注目されています。
また、ビールやジュースの空き缶およびエンジン解体物などのスクラップ類を再利用している所から、地球環境保全の一翼も担っています。