3D-CADとは、コンピュータを使って立体的な製図を行うこと、またはコンピュータによる設計支援ツールのこと(CADシステム)です。
2D-CAD(2次元CAD)は製品の形状を平面に表現しますが、3D-CADは3つの座標(X軸、Y軸、Z軸)で表す空間上に、形状を立体的に描画するのが特徴です。
3D-CADによる製品設計は、形状を立体的にわかりやすく表現するだけでなく、設計期間の短縮、製作コストの低減、試作品の製作、品質の向上などの面でメリットがあります。
現在私たちの身の回りにあるほぼ全ての製品は、CADで作成された図面をもとに製造されており、建築、土木、設備、機械など、各分野向けに様々な種類のCADが用意されています。