キャプティブとは、親会社およびグループ企業の保険を引き受けるために設立される特殊な保険会社のことで、自家保険や保険子会社と呼ばれることもあります。グループ企業全体の保険料を安く抑えることができるといったメリットがあり、欧米では盛んに活用されています。
ただし日本では保険業法により国内でのキャプティブ設立が制限されているため、再保険という形で海外のキャプティブに移転するという流れをとります。
通常、キャプティブは、キャプティブを積極的に誘致している海外の国・地域(バミューダ、ケイマン諸島、バーモント州やハワイ州など)で設立されます。