DNSサーバとは、インターネット上で「ドメイン名」と「IPアドレス」を対応付けするコンピュータです。
インターネットで通信を行うコンピュータやネットワーク機器には、IPアドレスが割り当てられますが、IPアドレスは数字の羅列で表現されるため人間にとって覚えにくいものです。
そこで人間が識別し易い言葉である「ドメイン名」を別に割り当て、通信時にドメイン名とIPアドレスを対応付けする仕組みがDNSです。
例えば、エリートネットワークのホームページを見ようと思って、Webブラウザに「」と入力した場合、DNSサーバに「」のIPアドレスは何番か？という問い合わせがいき、DNSサーバーはそれを検索し、該当するIPアドレス「192.xxx.xxx.x」を調べて返します。これによりWebブラウザはホームページにアクセスできるようになります 。
DNSサーバは、ドメイン名に対応した階層構造になっており、最初 に問い合わせたDNSサーバに「」の情報が登録されていなかったら、その上位層にあるDNSサーバーに問い合わせ、IPアドレスを調べて返す仕組みになっています。最上位に位置するDNSサーバを「ルートサーバ」と呼び、全世界に13台あります。
