2014年にアメリカのジニ・ディートリッヒ氏によって提唱されたマーケティング手法。 1つのメディアに拘ることなく、4つのメディアを組み合わせて相乗効果を図り、マーケティング施策の効果を最大化させることを目的とします。
PESOは以下の4つの要素の頭文字を取った略称です。
●Paid (従来型広告メディア:テレビ、新聞、ラジオ、雑誌、Google、Facebook等。広告費を支払って運用する) ●Earned (口コミや評価されるメディア:アマゾン、食べログ、価格ドットコム等。無料だが情報制御が難しい) ●Shared (シェアや共有、RT機能があるSNSメディア:X(旧Twitter)やInstagram 、YouTube 、Facebook等。Earnedの口コミや評価がSNSで共有されることで、認知度拡散効果がある) ●Owned (企業やブランドのメディア:企業やブランドが自社で所有し情報発信するメディア。運営リソースは必要ですが、情報制御がしやすい) 従来、Paid(ペイド)・Earned(アーンド)・Owned(オウンド)のトリプルメディアが主流でしたが、SNSの普及に伴い、Shared(シェアード)が加わりました。 企業はそれぞれのメディアの特性を理解し、相互に補完し合う形で活用することで、より広範囲なユーザーにリーチし、認知度や信頼性を高めることができます。