漢語水平考試とは、中国政府が公認している唯一の世界標準中国語テストのことです。略称がHSKです。
日本の団体が主催している中国語検定では、資格が日本国内でしか適用されないのに対し、漢語水平考試は中国の教育部(日本でいう文部科学省にあたる)が認定している試験であるため、中国において中国語力の証明として通用します。TOEFLの中国語版として位置づけられています。
中国が目覚しい経済成長を遂げていることから、中国語学習人口は世界各国で増加中です。中国に進出・展開している日系企業でも、業種を問わず、中国語ができる人材の採用ニーズが非常に高くなっており、HSKはTOEICとともに重要度が高い語学資格といえるでしょう。