フレキシブルプリント基板とは？

フレキシブルプリント基板とは、硬質基板とは違い、柔軟性が高く折り曲げられるプリント基板のことです。厚さが10マイクロメートル～50マイクロメートル程度で、薄い絶縁材（プラスチックフィルム）の上に銅などの薄い膜を接着して形成します。

宇宙開発や航空機などの用途において1960年代から使われ始め、1970年代になると、小型化が望まれる光学一眼レフカメラや薄型電卓の蝶番部などにも転用され、今日ではほとんどの電子機器に使用されています。