ITサービスマネージャ(Information Technology Service Manager)とは、情報システム全体の安定稼働を確保し、障害発生時においては被害の最小化を図ると共に、継続的な改善、品質管理など、安全性と信頼性の高いサービスの提供を行う人を指す。マネジメント業務に従事し、最適なコスト、品質での提供や効率的なシステム管理、継続的な改善、要件に合致した設備の導入やカスタマイズ、保守および修理を実施する。
ITサービスマネージャ試験(SM)とは、システムエンジニアの中でも主に業務システムの運用管理責任者(運用管理・システム管理・オペレーション・サービスデスク等のリーダー)を対象としている。試験では、リスク管理やコスト管理の側面が重視されるため、経営知識やビジネススキルも必要とされる。
経済産業省が認定する情報処理技術者試験、共通キャリア・スキルフレームワークのレベル4に相当。