医療モールとは、内科や皮膚科、耳鼻科など診療科目が異なる複数の診療所が集積して、一つの建物や敷地に同居する施設のことです。開発費用は数千万円~五億円と形態によって幅があり、都市部ではビルの複数階にまたがって診療所が入る施設が多く、地方では駐車場を共有して複数の診療所が立ち並ぶという形態のものもあります。
日本では2000年ごろから増え始め、全国に700か所以上あります。
医療モールは、各医者が異なる診療科目の専門性を特化しているため、診察連携を図り易い点、単独開業に比べて認知度が高まり易い点、複数診療科目の受診がし易い点等、医者と患者の双方にメリットがあります。