JavaScriptとは、NetscapeCommunications社が開発したスクリプト言語です。従来はHTMLのみの静的な表現しかできなかったWebページに、動的な動きを持たせることを目的に開発されました。開発当初はLiveScriptと呼ばれていましたが、当時Javaが大変注目されていたこと、またJavaを開発したSunMicrosystems社とNetscapeCommunications社が業務提携していたこともあり、後にJavaScriptという名前に変更されました。
JavaScriptは、HTML内に直接プログラムを埋め込むことでWebページに様々な機能を付加できるのが特徴です。クイズや時刻表示といった簡単な機能から、Googleマップのような仕組み(Ajaxを利用)まで、JavaScriptを利用することでWebページに様々な動きを持たせることができます。
JavaScriptで作られたページはユーザー側で実行されることが多いため、ユーザーが利用するブラウザ環境によってはうまく動作しないこともありますが、最近では主要なWebブラウザのほとんどに実装されています。