準正社員とは、職種や勤務地を限定して雇用する社員の事を指します。期間の定めのない無期雇用、社会保険にも加入可能である為、正社員とパートタイム労働者の中間的な位置づけとなっています。
職種転換や転勤を伴わない為、企業側には労働者に支払う賃金を抑えたり、事業所の閉鎖時に解雇しやすいというメリット、労働者側には人生設計に合った働き方ができるというメリットがあります。
一部の流通業や製造業等では、すでにこの雇用形態で働いている方もいます。今後はこれらの業界での事例を元に、準正社員制度の浸透が目標とされています。