組み込みエンジニアとは、家電や携帯電話、AV機器、自動車など様々な製品に組み込まれるソフトウェアを開発する技術者のことです。家電をはじめ私達の身の周りにある製品のほとんどは、ソフトウェアによって様々な機能が制御されています。製品本体だけでは動かない機能を実装するために、システムを開発し、それを製品に組み込んでいくことが組み込みエンジニアの仕事です。
デジタル機器の普及などで益々注目が集まる組み込みエンジニアですが、依然として人材不足が課題となっており、国や業界団体などによって体系的な人材育成や技術レベルの決定基準を策定するなどの対策がとられています。
【組み込みエンジニアに必要なスキルは?】
組み込みエンジニアになるには、C/C++、Javaなどによるプログラミングのスキルが必須で、その他にも機械の構造やOSの動作に関する知識も必要となります。しかし何と言っても様々な製品の機能やものづくりに対する強い興味・関心があることが組み込みエンジニアにとって最も大切なことと言えるでしょう。