ミドルウェアとは、OSと各種アプリケーションソフトの中間で動くソフトウェアのことです。
OSは、多くのアプリケーションソフトで共通して利用される基本的な機能を提供しています。
一方ミドルウェアはOS上で動作し、用途は特定の分野に限られるものの、その分野では共通して使用されることが多い処理や機能を提供しています。
アプリケーションソフトはミドルウェアに要求を出すと、それに応じミドルウェアがOSに要求を出し、結果をアプリケーションソフトに返すという流れになっており、ミドルウェアはOSと各種アプリケーションソフトの中間的な処理機能を担っています。
ミドルウェアが中間処理を行うため、個々のアプリケーションはOSが提供する基本的な機能を利用することができ、それぞれ特有の機能のみを搭載すればすむようになっており、システム開発やコスト面での効率化が可能となっています。
代表的なミドルウェアには、データベース管理システム(DBMS)や、トランザクション処理を行うTPモニタなどがあります。