ペロブスカイト太陽電池とは、日本発の技術。開発からわずか数年で、広く普及している結晶シリコン太陽電池に匹敵するレベルにまで発電効率が向上した「ペロブスカイト」と呼ばれる結晶材料でできた新型の太陽電池。ペロブスカイト結晶の薄膜を発電部に使用、太陽電池として動作する。
製造コストの抑制が可能であり、実用化に向けた課題はあるものの、太陽電池の新たな市場を切り開くとして注目を集める。
ペロブスカイトとは、チタン酸カルシウム(灰チタン石, CaTiO3)の結晶構造を発見したロシアの研究者、Lev. Perovskiにちなんで命名された結晶構造のこと。