プリセールスとは、システム構築やソフトウェア製品を販売・導入する際に、営業担当に同行し、ITの技術的な知識を用いて、営業担当をサポートする職業です。
通常、クライアントとの窓口は営業担当の役割となりますが、IT製品やシステム構築の技術面に関わる専門的な説明や、顧客との質疑応答はプリセールスの役割です。
企業によっては、営業担当同様にプリセールスにも売上目標を持たせることがありますが、「セールス」という名が付くものの技術的知識がないと務まらない仕事です。
言い換えると、営業が開拓した顧客と最終的に成約・導入に至るように、強みである技術的知識を活かして営業をサポートするのが、プリセールスに求められる役割なのです。
【プリセールスに必要なスキルは?】
プリセールスに必要なスキルとしてまず挙げられるのが、システム構築に関わる専門知識です。その為、SEとしてシステム開発を経験した後に、プリセールスに転身される方が多くいます。 また、その他のスキルではコミュニケーションスキルが重要です。いくら高度な専門知識を持っていても相手に伝わらなければ意味がありません。よって、システムの専門知識を、如何に顧客に判り易く噛み砕いて伝えることができるかが、プリセールスとして成功するためのカギとなります。