SES(システムエンジニアリングサービス)とはソフトウェアやシステムの開発・保守・運用における委託契約の一種であり、特定の業務に対して技術者の労働を提供する契約です。
IT業界におけるシステム開発の契約形態には、大きく分けて、
[1]顧客から依頼されたシステムの完成を約束し、納品する
(この場合、顧客は納品物の対価を支払います)
[2]技術者の労働を提供する
(この場合、顧客は技術者の労働の対価を支払います)
の2種類があり、SESは[2]に当てはまります。SES契約では、システムエンジニアの能力を契約の対象とし、客先のオフィスにエンジニアを派遣して(常駐)、技術的なサービスを提供します。
派遣契約との違いは、指揮命令権の所在です。
顧客からの指示で動く派遣契約とは異なり、SES契約における指揮命令権は雇用企業にあります。
このため、SES契約でありながら、実態として顧客の指示で動いていた場合、違法な偽装請負とみなされます。
エリートネットワークの転職支援サービスは、
「派遣SE → 正社員SE」のお手伝い実績もございます。
【実績1】
エンジニア専門の派遣会社 派遣SE
→ 独立系WEBシステム開発会社 SE
私の得意としていたクライアント・サーバ型での業務アプリ構築では、web程技術革新が進んでいなかった為、知識・経験を活かすことができ、顧客からも大きな信頼を得るまでになりました。
ただ、私としてはwebエンジニアとしてスキルチェンジをしたかったため、現状の業務に不満はあったものの、会社の発展のため、こつこつと業務を遂行しました。
社内システム環境の構築にも貢献し、勤務表のクラウド化も行いました。
そう言った背景もあり、自分の評価にはある程度自信があったのですが、その後の社内面談では、「うちは終身雇用じゃない」 「あなたの数年後のステージは用意出来ない」 等の信じられない発言もあり、やむなく本格的に転職を考える様になりました。
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【実績2】
SE専門の派遣会社 派遣SE(クレジットシステムのアプリ開発)
→ 上場企業 情報システム部門 セキュリティ担当
私には、子供がおり、安心を与えていきたいという思いがあります。そして、現職では、将来に渡って、この思いを実現することが難しいと判明したことをきっかけに、転職を考えるようになっていきました。
以前、事業会社側のセキュリティに係るポジションに、派遣で従事したことがあります。そして、そのようなポジションに戻りたいという志望がありました。しかし、この時点では、その手段として、IT派遣企業に在籍すること以外に選択肢があることを知りませんでした。事業会社に入ることを全く予測していませんでした。
私は、転職回数が非常に多かったため、書類選考の時点で、企業から信頼を得ることが難しいだろうと不安を抱えていました。また、現職と同じようなIT派遣への転職では意味がないこと、同じ失敗を繰り返してしまうことに不安がありました。
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