シェアリングエコノミーとは、個人が保有する遊休資産(乗り物・場所・人・お金や、料理といったスキル等の無形資産も含む)の貸出を仲介するサービスを指す。
宿泊施設・民宿を貸し出す人向けのウェブサイト『Airbnb』(2008年にアメリカでサービスを開始)がシェアリングエコノミーの発祥であると言われている。
スマートフォン・タブレット端末の普及や、FacebookやTwitterといったソーシャルメディアの普及など、テクノロジーの発展により急成長を遂げた。全世界の市場規模は、2013年は約150億ドルだったが、2025年には約20倍の約3,350億ドル規模に成長する見込みである。
尚、日本の経済効果は新経済連盟の試算で10兆円台と、大きな経済効果を産み出す可能性を秘めている。
【シェアリングエコノミーのメリット】
●遊休資産(稼働していない資産)を保有する貸主は、遊休資産の活用により収入を得ることができる。
●借主は、遊休資産を所有することなく利用することができる。また、インターネットを介して利用者同士が直にやりとりをするため、企業の介入により発生する中間マージンが抑えられ、低料金でサービスや物を利用可能である。