スチュワードシップ・コードとは英国企業財務報告評議会(Financial Reporting Council)が、英国企業株式を持つ機関投資家向けに策定した株主行動に関するガイドラインを指します。
具体的には、機関投資家に対して投資先企業と対話し、企業経営が長期的な成長を志向するよう方向づけたり、株主総会議案について適切な投票を行うことが要請されているものです。
スチュワードシップコードは、法的な義務というわけではなく、順守するかどうかは自主的に判断できます。
資産運用を受託する機関投資家がスチュワードシップ(管理者の心掛け)に沿った行動を取ることで、委託者の利益の実現と企業の長期的成功を促し、経済全体に寄与するとの考えから策定されています。