2012年02月14日(火)
カテゴリー: IT企業訪問_SI/受託開発 IT企業訪問_インフラ構築・運用・保守
気持ちで応えるシステム運用のプロ集団。
日本のホスティング業界は、低価格の規格品(決まった仕様)を提供する事業者(格安レンタルサーバー事業者)と、超大企業向けにカスタマイズサービスを提供する事業者(大手SIer)が多くを占めていますが、この両者の中間となるサービスを提供しているのが当社の特徴です。特に中堅・中小企業~大手企業に対する、"マネージドホスティング" では業界内で先駆者的な地位を築いています。
この業界はM&Aによる企業再編が進んでいますが、その中で当社は数少ない独立系企業です。そのため、第三者としての視点を持ち、様々なベンダーや、データセンター、クラウド事業者と付き合いながら、お客様にとって最適なサービスを提案できるのが強みとなっています。
エンジニアには、技術を磨くことはもちろん、仕事に対する考え方やスタンスも同じくらい大切にして頂きたいと思っています。「ビジネス視点」 や 「主体性」、「幅広い経験(開発~運用、チームマネジメントまで)」、「幅広い知識・スキル(ソフトウェアからハードまで)」 といったことの習得にも意識的に取り組み、総合的なスキルが備わった人材に育って頂きたいですね。
そのような人材を育成するために当社では業界初(?)の全寮制度(※1)を導入。寮での共同生活を通じて、新卒社員は入社2年間で徹底的に鍛えられます。IT・ビジネス資格の勉強をはじめ、スピード感と責任を伴った経験を積むことで、早期にプロのエンジニアとして立ち上がって頂きます。寮生活を経た社員は成長意欲が高く、良い意味でガツガツした人間が多いのですが、中途で入社した人は彼らに圧倒されずに、「自分も負けていられない」 という思いを持って仕事に臨んで頂きたいですね。良い相乗効果が生まれることを期待しています。
現在当社では2パターンの人材が活躍中。
1つ目は、「お客様志向の高い人材」。どのお客様にも一律の対応をするのではなく、お客様の事業内容をきちんと理解し、お客様が何を感じているかまでを考えられる人は、入社後の成長スピードが早いですね。
2つ目は、「専門的な能力が高い人材」。インフラ周りの技術はここ数年でどんどん複雑化(仮想化、クラウド導入)していますが、その一方で対応できる人材は数多くは育っていません。アプリからインフラまで幅広い技術をカバーしている人、またはインフラ領域(サーバー~インフラ、ネットワーク)を深く押さえている人など、技術のエキスパートは今後活躍の機会がますます増えるでしょう。
ホスティングサービスという仕事は、IT業であると同時にサービス業という側面もあります。ある意味で人ありきの仕事な訳ですから、社員が元気よく楽しくやっていなかったら、お客様に満足してもらえるサービスを提供できるはずがありません。そのため当社では、社員一人ひとりが楽しめるような社内イベントにも、非常に力を入れています。例えば、宴会、キャンプ、フットサル、テニス、社員旅行(海外旅行)、富士登山などがあり、なかには、人間すごろくで景品を競ったり、みんなで一緒に料理を作ったりと、ユニークな催し物もあります。
また、社員同士仲良くなることで、社内の雰囲気を良くし、みんなで助け合う職場になって欲しいという会社全体の思いから、社内のコミュニケーション活性化にも取り組んでいます。ランチタイムなどを通じて、普段の仕事ではあまり話さない人とも一緒に食事をすることを推奨しています。オフィス内はいつも会話が絶えず、活気に満ちています。
我々のサービスは、単純に「システム運用マネジメント」を提供するのではなく、お客様にいつでも一定のサービス品質をお届けすることにまで責任があると思っています。実はそのような姿勢で取り組んでいる会社は少なく、当社の日頃の運用マネジメントや、復旧時の対応作業を見て驚かれるお客様もしばしば。それ故に当社のエンジニアはお客様にとって単なる交代要員ではなく、濃密で暖かな関係性を築けているのだと思います。
これからご入社頂く方にも、是非そのような関係性をお客様と築いて頂きたいですね。
※この記事の内容は取材当時の情報です。記載されている会社名、サービス名、役職名等は現在と異なる場合があります。