当社は1981年に、監査法人トーマツのマネジメントサービス部門から、リース業界を中心とした情報システム開発を担当していたグループが独立する形で誕生しました。
その後2003年11月に現在の社名である 「アビームコンサルティング」 に変更しました。
この社名には 「Asian Beam」 (アジアの光線・アジアの力)と言う、アジア発のグローバルコンサルティングファームとして、力強い存在であり続ける決意と、セーリングの用語の 「アビーム」 (横風を力に変えて進む事) と言う、最大限の推進力を持ってお客様のビジネスの成功を支えていく、と言う意味が込められています。
当社と他のコンサルティングファームとでは、主に三つの違いがあります。
まず一つ目は、お客様の経営改革実現のため、構想策定から実現化に至るまで幅広いサポートを提供している点です。当社はお客様の 『リアル・パートナー』 として、お客様の目標達成のために最後までやり遂げる事に徹底的に拘っています。お客様に寄り添い、継続的にお付き合いさせていただくのが基本スタイルであり、お客様からのリピート率が80%近くある点も、当社の特徴です。
二つ目は、日本にヘッドクォーターがある為、判断や決裁のスピードが速い点です。外資系企業にありがちな ”本社から来る返事が数ヶ月後” と言う様な事はありません。
三つ目は、お客様に対し、当社の提供したサービスの満足度を定期的にヒアリングしている点です。お客様の声を直に聞き、至らない点を謙虚に見つめ直し、改善に向けてすぐにアクションを起こす事も、当社の特徴且つ同業他社との違いです。
花王(株)様のプロジェクトをご紹介します。
当社は、約10年前より花王(株)様とプロジェクトを推進しており、花王(株)様の国内・海外拠点合わせて40拠点以上のシステム統合を実現し、業務プロセスの標準化、グローバルでの経営情報の見える化による意思決定のスピード化や経営強化を支援して参りました。まさに 『リアル・パートナー』 として花王(株)様と歩み続けており、その結果、花王(株)様の社史にて 「花王の新しい1ページ」 と謳われました。これは当社の働きを花王(株)様に評価いただいた賜物と自負しています。
当社は、アジア、欧州、北米の各国に事業拠点を立ち上げ、日系企業のグローバル展開支援において数多くの実績を重ねてきました。今後は、欧米企業のアジア進出支援も視野に入れています。
そのため、2011年にヨーロッパを基点に活動するベリングポイント社と正式に業務提携を結び、欧州において幅広いサービスを提供できるようアライアンス関係を構築しています。
また昨今少しずつ増えてきているのが、アジア企業に対する経営基盤構築支援です。
いずれアジア企業はグローバルに事業を展開し、当社にとっても更なるビジネスチャンスになり得ると捉えています。
「グローバル経営基盤の構築」 と言うテーマが最も多いです。
先に述べたとおり、当社は、日系企業のグローバル展開支援において数多くの実績を重ねてきました。それらを評価いたただき、近年では業種・業界を問わずグローバル案件が増えてきています。
コンサルティングファームと言うと 「ドライ」 なイメージがあるかもしれませんが、当社は人と人との関係が決して希薄ではなく、極めて日本的な社風です。チーム全体で最大の力を発揮し、お客様に最善のサービスを提供する姿勢を重視しているのが当社の特徴です。一人ひとりがプロフェッショナルとして成果を出すことを前提に、互いに切磋琢磨し、個々人が全体像を把握した上で個々のタスクや業務、チーム間を繋げる意識がある。
それが当社のチームです。
また、当社では社員を短期評価のみで判断する事はしません。一度失敗したとしても、再度チャンスを与え、共に成長していく事を基本理念としています。
現在、お客様の期待に応えるためにも、人材の確保が急務な状況にあります。
当社で求めているのは、確固とした基礎能力とタフさを備えている人材です。
言われたことだけに対応するのではなく、その背景にあるものが何かを突き詰めて考える力。お客様や周囲のメンバーとコミュニケーションを取るための表現力。案件を成功に導くための推進力。
そういった基礎能力が非常に重要です。
コンサルタントに対するお客様の期待値はとても高いため、私達は常にチャレンジングな環境に身を置いています。高い期待値に応える、またはそれ以上のアウトプットを出すためには、仕事以外の時間でも自己研鑽に励む姿勢が重要です。
タフさが求められる仕事ではありますが、一つの案件をやり遂げた時の達成感や喜びはひとしおです。チャレンジングな環境で自分の可能性を伸ばしていきたい、と言う意欲的な方の挑戦を心よりお待ちしています。