品川区にある超人気企業での面接。稼ぎ頭の既存部門ではなく、次世代にインターネットを使って何が出来るかを模索している部門で、時代の最先端を走るこの企業の中でも更に最先端を行っている部門だ。さぞかし多数の優秀な人材が押しかけていることだろうと思いきや、先方の要望レベルを満たしお眼鏡にかなう人材には、なかなか巡り会えないのだそうだ。会社全体で、かなり力を入れて採用しているものの、今やどのカンパニーでもインターネット関連の人材は引っ張りだこ。既存の事業に取られてしまって、こちらの部門まで充分な数の人材がまわってこないそうだ。
また、新卒でも優秀な人材を採っているはずなのだが、事業の拡大のスピードが速すぎて、とても供給が追いつかないのだそうだ。
今日面接していただくのは、20代後半のMBAホルダー。スカパー関連のビジネスに関わっていたり、いろいろなインキュベーションビジネスに関わっていた方なので、先方の要望と方向性には合致しているはず。ちょっと心配なのは、今までVC(ベンチャーキャピタル)的に第三者の立場で事業を見てきたため、もしかすると事業主体であるこの会社のスタンスとは少しニュアンスが違うかもしれない。それと、この企業ではスペックよりも、会社という舞台を活用して何が出来るのか、あるいは何をやりたいのか、といったマインドとポテンシャルを非常に大事にしているので、面接が終わるまではなんとも言えない。
残念ながら今回は面接の同席は出来なかったが、人事の課長さんに「印象が鮮明に残っているうちにすぐに感触を詳しく教えてあげるよ」と言われているので、さっそく明日の朝いちばんに連絡してみようと思う。