創業70年になる老舗の印刷会社の3代目の経営者にお会いする。経営哲学として、創業以来守り抜いておられることは、兎に角、人を大切にすること。ここで言う人とは、従業員もお取引先も仕入先も含め、企業経営にかかわる人全員。皆一様に大事にし、末永く付き合いたいという創業者の考えは、今も、脈々と受け継がれているとの事。
一例を挙げれば、昨今は、福利厚生を冗費の様に見なす企業が多い中、この会社では、今も、社員の奥様の誕生日には、花を贈り続けている。先般、女性社員から、それなら、自分の主人(別の企業で働いている)にも届けて欲しいと文句が出たと大らかに笑っておられる余裕に、歴史を感じる。取引先企業の要望に応えるべく、IT系の人材をキャリア採用したいとのご相談。じっくりと腰を落ち着けて、働きたいという方には、最適。