数百億のファンドを運用する外資系VC(ベンチャー・キャピタル)の日本代表の来訪を受ける。少し重たい打ち合せ。内容は、このVCの投資先である、とある日本の企業の経営サポート&育成に関する御相談。ビジネスモデルの出来は、かなりの完成度。お話を承った結果、問題点は、ズバリ営業戦略の欠如。しかしながら、具体的な対法人営業の仕掛けの構想が練れていない事と、チャネル営業&直販を問わず受注の上がるしくみが未整備であることの共通認識に至る。併せて、それを担う“人”の充実が先決との結論。つくづく感じる。経営とは、事業内容として何をやるか?より、“誰がやるか?”によって成否が決まるのだと。