とある国内系の第一種通信事業者の経営者をお尋ねした。
色々と打ち合わせの後、社長自ら未発表のものも含む最新技術のデモンストレーションを披露頂く。正直言って驚いた。その技術革新にである。
振り返れば、1985年当時の中曽根内閣の下で繰り広げられたNTTの民営化等の日本の通信事業の自由化政策。その当時盛んに喧伝されていた近未来の通信と映像の融合はこんな形になりますよという仮説の多くが、目の前に実現されているではないか!!。
大容量・高速回線によるオンデマンドでの映像の配信やそれらの映像の鮮明さ、そして極めて短時間で済む音楽のストリーミング技術。目をまるくしながら、思わずしばし見入っていた。我々の生活を楽しく、且つ向上させてくれるのは、何時の時代も本物の技術やサービスを提供する企業である事に変わりはなさそうである。
併せて、この企業の社風というか、働いておられる従業員の皆様の雰囲気も、何年か前に伺った時とは比べものにならない位活性化しているのは、一目瞭然。
好循環に入った企業は強い。