転職カウンセラーが、日々の業務の中で感じたことを綴っています。
統計数字やニュースからはつかみづらい"マーケットからのメッセージ"に触れて下さい。

ポテンシャル重視の理由

本日は、日本に新しいスタイルのコーヒーショップを定着させ、全国展開している企業の人事部様とのお打ち合わせに先輩と同席。

同社の店舗に立ち寄ると、温かい笑顔とパターン化されていない応対で接客して下さるが、同社の人事部様とのお打ち合わせ時も、爽やかな笑顔と美味しいコーヒーで迎えられた。店舗でお買い物をする際には、どのお店に行っても、感じの良い従業員の方が多いな、という印象を受けていたが、管理部門の方々もホスピタリティ溢れる方が多く、とても好感が持てる。

人事の方から最近の求人をお聞きし、どの職種においても『経験よりも、その人の持っているポテンシャルを重視しており、さらには、自社の社風に合うかどうか?がポイント』だという。
理由としては、どんなに経験が深い候補者であっても、同社のブランド力に期待して入社されたとしたら、店舗の従業員から『自分達とは違う種類の人』と瞬時に嗅ぎ取られ、同社に馴染むことができなくなるからだそうだ。

昨今は『経験重視』という求人を各企業様から頂くことが多い中で、同社のヒューマンスキルを重視するという採用スタンスは新鮮だったし、社風に合うか否かにこだわって採用しているからこそ、同社の店舗には共通した雰囲気があるのかな?とも思えた。

HPなどに掲載されている求人要項だけを見ていると、掲載求人と同じようなご経験を有する方を探されていらっしゃるのかな?と思っていたが、実際には、職務経歴書上に記入された経験以上に、面接で、“ポテンシャル”や同社との“相性”を重要視されていることがわかった。

実際に、同社のHPを通じて書類応募し、面接に行かれる方も、恐らく私が初めて同社にお伺いした時のような心境で、面接に挑まれるのだろうから、弊社からご紹介する際には、自分がお伺いしてお聞きした内容・感じた内容などのニュアンスの部分まで、客観的に転職希望の方にお伝えしたうえで、なるべく不安を取り除いた状態で面接に進んでほしいと思う。

(No.050/Y 記)

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当社は、全国に約28,000事業所ある人材紹介会社の中で、厚生労働省が審査し、 わずか40社しか選ばれない「職業紹介優良事業者」に認定されています。
※平成26年(第一回認定):全国で27社のみ、平成30年:全国で43社のみ(第二回認定)、令和2年:全国で39社のみ(第三回認定)、令和5年:全国で40社のみ(第四回認定)
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