景気も回復し、企業が門戸を広げている昨今、
「転職活動をするなら今がチャンス?」という質問をよく受けますが、
おっしゃる通り“ある意味”チャンスだと思います。
“ある意味”と申したのは、
単純に企業が人不足を解消する為だけの中途採用を進めているのであれば、
採用基準を多少落としてでも、採用して要員確保とするのでしょうが、
日々企業の中途採用担当者と接する中で感じるのは、
求人の大半が専門性の高いスペシャリスト採用であるという事実です。
加えて言うのならば、ダブル、トリプルスキルの人材です。
例えば、
「英語ができる、公認会計士」
「地頭良く、コミュニケーション能力高い、経理実務3年以上の方。できれば英語ができると嬉しい。」
等が挙げられます。
競争が激化する中、各企業は日々面接等を通じて
即戦力となる優秀な人材との出会いを求めています。
現在の職場で、実務を通じて経験を積んできたが、
今の職場では次のチャンスがなかなか来ないであろう等の理由でくすぶっている方には、
現在の雇用環境は非常に好ましい、チャンス到来とも言える時期でしょう。
逆に、厳しいようですが、明確な目的を持たずしての単なる職場変更だと、
この好景気の時代であっても、良い転職は難しいのではないかと存じます。
あくまでも転職は安易にするものではなく、必然的・合目的に行った方が
素敵なキャリアを描けるのではないかと私は思います。
キャリアプランも含め、どうしようかとお考えであれば、
人材紹介会社をご利用されることも、一つの手です。
「そもそも転職する or しない」という段階からご相談にのりますので。