仕事で悩んだ時や、ちょっと立ち止まって考えたい時に、
きっかけを与えてくれる本を紹介します。
『仕事は楽しいかね?』 デイル・ドーテン著 野津 智子訳 きこ書房
ベストセラーになりましたので、お読みになった方も多いと思います。
私が最初にこの本に出会ったのは、転職を考えていた2002年。
最近また読み返してみました。
初回とは違う箇所に感銘を受けたり、新たに納得できる件(くだり)もあり、
一回目とは違う発見がありました。
この本は平易な言葉で、誰にでも読み易く書かれているため、
一見さらっと読み流してしまいそうな内容ですが、
実は、人生におけるとても大事なポイントや、含蓄のある本質が語られているので、
噛みしめるほど味が出る、そんな一冊です。
『バカポジティブ(関根の法則)』 関根 勤著 マガジンハウス
関根さんと言うと“お笑い”のイメージが強いので意外に思われるかもしれませんが、
仕事に対する真っ直ぐな姿勢、健全な生き方を教えてくれる本です。
関根さんて、世間の耳目を集めるほどの主役を張ったりはしませんが、
息が長—いタレントさんで、普段から、ちょこちょこTVで見かけますよね。
視聴者の好感度も高いんじゃないでしょうか。
これって浮き沈みの激しい芸能界ではすごいことだな、と日頃から思っていましたが、
その秘密が余すことなく明らかにされています。
間違いなく関根さんは、仕事がとてもできる人です。
その謙虚さ、一途な点は、我々一般のビジネスマンも、学ぶところが多いと思います。
どちらも言葉がスーッと体に入ってくる感覚の読み易い本ですが、
とても奥行きが深い内容だと思います。