『プロ論。』 B−ing編集部編 徳間書店
2000年〜2004年の間に、週刊『B−ing』に連載された著名人が語る
仕事についてのコメント集。
仕事について見直したい、と考えている方には
まさに至宝の一冊になると言っても過言ではないかと。
(執筆者の質・量から考えても、かなりのお買い得本です。)
斉藤 孝氏、 藤巻 幸夫氏、 おち まさと氏、 佐藤 可士和氏、 秋元 康氏、・・・・・
総勢50名の、業種・業界を超えた一線級の方々の“仕事観”が語られています。
『仕事の量・スピード』 『自信と、強い信念』
『行動すること』 『チャンスを掴むこと』 『勇気を持つこと』 など、
これらの言葉は、業界の垣根を超えて、先達が仕事を語る上でのキーワードとされています。
まさに仕事で行き詰まっている方々にとっては
“背中を押してくれる言葉”、“勇気付けられる言葉”のオンパレードです。
今ではベストセラー作家である重松 清氏が、フリーライター時代を振り返り、
『ひとつひとつの仕事を大事にした。
受けた仕事はどんなきつい締め切りでも、何があってもやり抜いた。
“重松は使える”という評判を作っていくしかなかった。』
という言葉に、私は大変重みを感じます。
自らの仕事に対する取り組み姿勢を見直し、襟を正すきっかけになる1冊です。