あなたは、仕事の上で「寝食を忘れて没頭した経験」をお持ちですか?
こう聞かれて、「はい」と答えられる方は、どの位いるのだろうか?
ほとんどの方は、「正直そこまでは……」と答えに窮するのではないだろうか?
何故、私はこのような質問をしたのか。
先日、企業変革コンサルティング会社の人事担当者と、求める人材像の擦り合わせをした際に、
選考の中で必ず確認する重要なファクターの1つが
「寝食を忘れて没頭した経験」だという話を聞いたからである。
仕事をしていく上で、課題のないことなどない。
目の前にある課題から目をそらさずに、
現実を見つめ、そこから解決策を考え抜き、実行する。
ダメなら、もう一度。
そして、もう一度。
何度も何度も試行錯誤しながら、課題解決に向かって体当たり。
そのプロセスの中で心の拠りどころとなるのが、
「寝食を忘れて没頭した経験」なのである。
その体験が、あなたを逃げも隠れもさせず、正々堂々と課題に立ち向かわせる。
その姿勢こそが、成功へ導く第一歩である。
あなたは、今の職場で出来得る限りの手は尽くしているだろうか?
もっと良い他の方法はないだろうか?
トコトン考え抜いて、これだと思うことを実践してみよう。
転職はそれからでも遅くないはずだ。
どんなことに対してでもよいので、「寝食を忘れて没頭する経験」をしてみよう。
それが、あなたを一回りも二回りも大きくするはずである。