「本気の力」
先日、とある食品メーカーさんとお打ち合わせしていた時の話。
同社は、若手の法人営業職を複数名探しており、
弊社経由でも人材をご採用頂いた。
その時、採用した5名に共通するのは「入社意欲の高さ」だったという。
「入社意欲の高さ」とは、「本気でその会社に入って、活躍したいと心底思っている」と
面接の場できちんと説明できるか否かである。
実際、同業他社の方の応募も多くあったようであるが、
今回の採用では、皆お断りしたとのこと。
理由は、本気で入社したいという意欲が感じられなかった為だという。
採用する側からすれば、即戦力採用の方が良いという考え方もあるが、
長期雇用を前提にしている同社のような企業であれば、
キャリアアップの為の転職ではなく、
同社がつくるお菓子を扱ったり、新商品の開発に関わりたい
といった純粋な思い・気持ちを重視するというのは、
極めてまっとうな見解であると思う。
転職を希望される方は、
意外と王道である「応募企業に本気で入社して、活躍したい」という
ちょっと青臭い想いをもっと大切にしてみましょう。
実際、転職を成功させた方は、
応募企業についてものすごく真剣に調べて、面接に臨んでおられます。
そんなことが意外な秘訣かもしれませんよ。