以前、弊社にカウンセリングに見えた方が、
とある大手化粧品メーカーの工場人事に着任された。
弊社の印象が大変良かったとのことで、
今度は発注者として求人の依頼をして下さり、
本日は朝から新幹線で“かまぼこの街”小田原へ。
出迎えて下さるなり、
「わざわざこんな遠方までお越し頂き、大変申し訳ありませんね」と
笑顔と共に丁寧なご挨拶をして下さり、心が和む。
ちなみに、
同工場には生産/量産/R&D/事務を含めて
600名程の従業員の方が就労されている、同社の一大拠点である。
そこで、同工場における若手の人事部員を探しているとのこと。
数ヶ月に亘り募集をしているが、
なかなかフィットする人材が集まらないとのこと。
実際、どのような人をお探しかお訪ねしてみると、
組織構成上、27才位までのメーカー人事経験者、
または理系大学院卒で、
研究よりも人事の仕事をやってみたいという方。
初任勤務地は小田原で、
将来的には全国転勤も可能という人材を探して欲しいという
ピンポイントのリクエスト。
う〜ん、確かに難しい要望である。
現在の労働マーケットの実状について、今一度ご説明させて頂いたところ、
いかに売り手優位かという認識は持って頂けたようではあったが、
一旦上司の方とも再度すり合わせが必要なので、
当面は上記リクエストに基づき、募集を継続したいという旨で
打ち合わせ終了。
帰りの道すがら、希少性の高いご依頼を頂いたなぁと感じる反面、
小田原界隈で社労士事務所などに勤務中の方で、
大手製造業の工場人事にチャレンジしてみたいという若手には
またとないチャンスであろう。
良いご縁を作りたいなと強く感じながら、上りの新幹線に乗り込み、
次のアポイントに向かうのであった。