戦略コンサルタントという職種を希望される転職希望者は、
非常に多いのではないだろうか。
色々なご経歴の方から、自分はマッキンゼー、BCG、ATカーニー等の
戦略系と呼ばれるコンサルティングファームでの戦略コンサルタントになれるか否かのお問い合わせを頂くからである。
まず、学歴による可能性を問うご質問が多い。
これは、オープンにされている各社コンサルタントの経歴をご参照頂くのが良いかと思う。
次に多いのは、コンサルには文系と理系のどちらが向いているのでしょうか?との問い。
正直どちらでも可能性はある。
ただ、戦略コンサルタントとしての資質の一つに「構造化」というものがある。
つまり、物事を大・中・小項目と頭の中で整理し、仮説を立て検証し、構造化し、第三者に伝える力である。
この力をつける為のトレーニングを積んできている方は、圧倒的に理系に多い。
各種実験を通じ「構造化」のスキルを気付かぬうちに身につけているのだ。
ただ、文系だからといって諦める必要は全くない。
要は現時点での問題意識のレベルであり、
仮説検証のプロセスが身についている方であれば、可能性はある。
最後に、英語力についても良く聞かれるが、出来れば尚可で、出来なくても勉強すれば出来るという自負があれば基本的には問題ない。
ただし、英語による適性検査を課するコンサルティング会社もあることは事実である。
このあたりの話を聞いて、自分は大丈夫だなとお感じになられるのであれば、
臆せずチャレンジしてみては。