イギリス本社の内部統制・事業継続・ISOコンサルティンング会社の日本法人との打ち合わせ。
代表取締役副社長にお話を伺う。
「人員増のため新しいオフィスに移ったばかりなんですよ」とコメントの通り、
オフィスにはまだまだ机が入るスペースが残っている。
企業の継続性を担保するために注目されている「事業継続」に関わるコンサルティングがこの会社のビジネスだ。
リスクマネジメントの一分野であると考えられるが、アメリカの同時多発テロ以降、急速に脚光を浴びている分野である。
実は、イギリスがこの事業継続の分野では先進国であり、イギリス本社で培ったノウハウを元に、日本においてもこれからビジネスを拡大していこう、という段階である。
欲しいのは、「事業継続」のビジネスコンサルタント。
主に、一部上場クラスのクライアント企業に対し、
何か不測の事態が起きた際の、事業継続のノウハウ・ソリューションを提供する仕事だ。
ただし、決まったパッケージ型の商品がある訳ではなく、
全て顧客企業1社1社に対するオーダーメイド型のコンサルティング。
現状のリスクを分析し、その結果を報告し、問題点を共有。
その問題を解決する為の、新しい仕組みを作り、ルールを策定し、マニュアルを制作する。
次年度以降は、クライアント企業が単独で対応できるように、仕組みを作るところまでをフォローして、一連のコンサルティングが完了する。
この領域の経験者は、当然日本にはほとんどいないため、
周辺領域の経験者、もしくはポテンシャルを重視しての採用となる。
具体的には、社内外を問わず、何らかのプロジェクトマネジメントの経験がある方。
もしくは、顧客企業に対するコンサルティング経験のある方。
いずれも業界や領域は限定しない。
また、事業継続にはシステムの問題が大きく関係してくることが多い為、
ネットワークシステムの設計や、サーバー構築・運用経験なども武器になる。
CISA、CIA、CISSP、ISO系審査員などの有資格者も大いに歓迎だ。
戦略コンサルティングを行いたいと考えて、コンサルティングファームに入社したが、
実態はパッケージソリューションありきで、ERPソフトウェアの導入ばかり……
本来やりたかったオーダーメイド型のコンサルティングが出来ずに悶々としている方は、
まさに採用ターゲットだ。
プロジェクトをお任せできるマネージャークラスであれば、
年俸制で800〜1200万円程度まで可能。
IT系コンサルティングファームと比べても、それほど遜色ないレベルだ。
その下のシニアコンサルタント、若手のコンサルタントも同時に求めているので、
この分野にこれから飛び込んでみたい、と考えている方も歓迎だ。
まだ日本では馴染みがなく、それゆえコンペティターも少ないこの分野に賭けてみるというのはどうだろうか?