私は毎週日曜日、近所の掃除をさせて頂いてます。
この習慣は、かれこれ約2年になります。
春は虫との戦い。夏は雑草との戦い。秋は枯葉との戦い。冬は寒さとの戦い。
年間通じて、風とは格闘し続けています。
そんな中でも、掃除を続けられるのは、
「心がスッキリする」のと、「勉強になる」からなんだと思います。
今日も一つ勉強になりました。
掃除中にすれ違う方を大別すると、以下の3つになります。
【1】「おはようございます」「ありがとう」など声をかけて下さる方
【2】「(あっ、掃除しているな)」と思うけど、声は発しない方
【3】「(私が通行しているのに邪魔!)」って顔に出ている方
【2】と【3】は行為としては、同様に無言ですれ違うのですが、
やはり何か気のようなものというか、目は口ほどにものを言うというか
明らかに大きな違いがあります。
【2】の場合は、見ず知らずの掃除しているおじさんに、何て声を掛けたらいいんだろうか、
と考えているうちにすれ違ったり、
心で「ありがとう」って思っているけれど気恥ずかしいから発声はしなかっただけ
という感じですが、
【3】の場合は、明らかに「敵意」「不満」オーラが全開。
そもそも、目が怒ってる。
やはり、一番気持ちいいのは、【1】ですね。
何となく感じるのは、【1】の方々は、日頃の行動のベースに「感謝」の気持ちが
あるんだろうなということ。【2】の方々の中にもそういう人も多くいると思います。
しかし、【3】の方々は、日頃の行動のベースが「不満」に満ちているように感じます。
世の中が便利であったり、きれいであったりするその背景には、
きっと「誰かの」努力や行いがあります。
何もしなくて、勝手に便利やきれいにはなりません。
その「誰か」に対して「感謝」できるのか、「不満」を持つのかで、
日々の世の中の見え方は異なってくると思います。
転職もやはり同じようなところがあって、
転職相談に乗っていると、「自分は全て正しくて、他の人が全て悪い」的な
「不満」で満ちている方をお見かけします。
そういう方は、概ね転職でも、あまり良い巡り合いはないように思います。
一方、どんな状況であっても、「何とかやってみよう。キツイけど、自分が成長
できるいいチャンス。」的な前向きで、感謝の念を持っている方には、
ついつい私達も応援の熱が入ってしまいます。
結果、思ってもいなかったような、ラッキーが起こり、ご本人の想像以上に良縁になるケースは
今まで枚挙に暇がないほど経験してきました。
やはり、日々の暮らしのベースを「感謝」において、行動することが
その方の人生を大きく左右するのではないか、と痛感します。
これから転職をお考えの方も、今転職活動中の方も、
日々の感謝の心持ちで、少し何かが変わるかもしれません。
私も「人の振り見て、我が振り直せ」で、日々感謝の心持ちで、
行動していこうと思いました。
何かの参考になれば、幸いです。