最近訪問した異なる3つの業態,
コンサルティングファーム、PEファーム、研修会社での
共通課題・キーワードは「変革」である。
昔から「変革」という言葉は良く使われるが、
今ほどしっくりくる時はないのではないだろうか。
バブル崩壊後、金融機関に公的資金が注ぎ込まれ、不良債権処理が進み、
日本経済は回復したかのような錯覚を与えるように、
都心部を中心に、大型の商業施設が乱立されたが、
サブプライム問題を契機に、景気は失速気味。
加えて、原油を始めとした原料高騰に、企業は為す術もない。
ただ、このような不透明な時代にこそ、次の時代を担うに相応しい
強くて、しなやかな会社が登場して欲しいというヒーロー待望論ともいえる期待が
私の中にはある。
今こそ「変革」を起こす事ができる絶好のカオスの時代だと思う。
それは、単に起業することのみならず、現在の会社に居てもできるはず。
次の打ち手に悩み、困っている会社はごまんとある。
第一線の現場の力こそが「変革」を起こせるのだ。
現場の力を、私は信じたいし、期待するところである。