百年に一度の不況もどこ吹く風、
今まさに引っ張りだこの職種が
「経理」
である。
2008年の秋以降、
100職種以上の求人案件が一斉に採用ストップとなった
グローバルに展開するメーカーで、
「どうしても1ポジションだけ採用したい」
という案件が「経理」であったり、
こんなご時世でも成長を続ける
ネット系ベンチャー企業で、
「いちばん採用の優先順位が高い」ポジションが
「経理」だったり、
大手食品メーカーの子会社に至っては、
日商簿記2級を有していれば、社会人経験3年程度で、
経理職未経験でも、人柄重視で採用するという
「経理」ニーズがある。
感覚的には、
経理人材の募集は、
減少するどころか増加していると言ってもいいくらいだ。
リーマンショックの影響から
完全に立ち直れていない金融業界でも、
「主計」や「財務担当」等の人材ニーズは
依然としてホットだ。
求める人材は、
「事業再生にかかわる経験のある公認会計士」から、
「未経験だけど、経理関連の勉強経験や資格を有する第二新卒」
というものまで、実に幅広い。
「転職は景気が回復するまで待とう」
「四半期決算に追われて転職活動どころじゃない」
とお考えの経理職の皆様、
今後どの会社で、今の経理のキャリアを深めていくか。
考え直すチャンスは、
もしかしたら「今」かも知れません。